失語症
俳優のブルース・ウィルスさん(67)が、失語症と診断され、
3月30日に俳優業を引退することが発表されました。
失語症とは脳の血管が詰まり脳に酸素がいかなくなったり、
交通事故などで脳の中の言語中枢が損傷を受けたり、
腫瘍や感染症などでも出現する疾患とのこと。
誰にでも出る可能性があると言うことですね。
主な症状として、自分の頭の中では理解できていた物の名前が言えなくなったり、
間違えて言ったり...。
認知症を合併していなければ、大人としての自覚や判断力はきちんと保たれているらしい。
主な症状は、
- 相手の話を理解できない
- 自分が言おうとしても言葉が出てこない
- 言いたい言葉を間違える
- 話したい言葉を上手く発音できない
- 相手の言うことを真似できない
- 文字や文が読めない
- 書いてある文字や文の意味が分からない
これって良く異国の地で誰もが経験することに似ています。(*^^*)
でも母語でこうなると日常生活に支障が出ますね。
失語症によるコミュニケーション能力の低下は、認知症と間違えられがちですが、
全く違う疾患です。
早い段階からケアすれば、回復率は高いそうです。
ブルース・ウィルスさんの復帰を心から願っています。