一昨日、プレイ中に左膝を痛めて退いたヤクルトの塩見
球団から左膝前十字靭帯損傷、半月板損傷と傷病名が発表されて、全治までの期間は不明とも発表された
前十字靭帯損傷は、球技ではサッカー⚽️、バスケットボール🏀、テニス🎾等方向転換を繰り返したり膝が捻られることが多い競技や、ラグビー🏉等のコンタクトスポーツのプレイヤーに多いとされる。
球技以外ではスキー⛷️、スノボ🏂、体操🤸等、やはり方向転換を繰り返したり膝が捻られることが多い競技のプレイヤーに多いとされる。
膝の靭帯には、以下の4本がある。
前十字靭帯
後十字靭帯
内側側副靭帯
外側側副靭帯
スポーツ選手は前十字靭帯と内側側副靭帯を痛めることが多いとされ、また半月板損傷を併発することも多いとされる。
靭帯の損傷とは、上記4本のいずれかの靭帯が部分的、または完全に断裂した状態を指す。
前十字靭帯、後十字靭帯を損傷すると、自然治癒しないため靭帯を再建する手術が必要となる。
おそらく、塩見は手術を受けることになると見られる。
靭帯再建手術を受けた場合、スポーツ選手が競技を再開出来るようになるまで1年を目安とするが、半月板の損傷を併発した場合には大きく時期が前後すると言う。
塩見は前十字靭帯損傷と半月板の損傷を併発したため、球団が全治不明と発表したと見られる
塩見の今季の試合出場は絶望で、来季開幕に間に合えば上等と見られる
古い話だが、現在は巨人のフロントで要職を務めている吉村禎章は、現役時代プレイ中の事故で上記4本の靭帯の内3本が完全断裂し、さらに神経も損傷する重傷を負った
重度の障害者認定を受けるほどの大けがで、アメリカのスポーツ医学の権威で吉村を執刀したフランク・ジョーブ博士に「野球選手でこんな大けが見たことがない」と言わしめたとか。
吉村は、競技復帰まで1年2ヶ月を要した。
大相撲の現役幕内力士友風は、競技中の事故で右膝関節を脱臼した
後に、脱臼によって外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯の断裂と半月板の損傷を併発していただけでなく、大腿骨、脛骨の骨折とハムストリングスの断裂も伴う大重傷と判明した
友風は、自身を角界にスカウトした中村親方(元関脇嘉風)が事故により右膝前十字靭帯損傷で現役引退を余儀なくされる、以前所属していた尾車部屋の長であった尾車親方(元大関琴風)が左膝内側側副靭帯断裂で短命に終わる等、膝のけがに悩まされた人が身近にいたこともあって、効果的なリハビリやトレーニングによって1年4ヶ月で競技復帰を果たした。
幕内から序二段まで下がった番付も、昨年の九州場所で4年ぶりに幕内にカムバック
今場所は、東前頭十六枚目から2019年名古屋場所以来となる幕内での勝ち越しを目指す。
昨日は狼雅に敗れたが、けがをした右膝にはサポーターをつけずに相撲が取れるように。