今日、アイルトン・セナが没後30年を迎えたことで、セナがもし生きていたならばと言う妄想を書いてみたいグラサングラサン

まず、FW16が進化したアクティブ・サスペンションを搭載し、ナイジェル・マンセルが駆ったFW14B、アラン・プロストが駆ったFW15Cをしのぐ、無双のマシンだと仮定する。


FW14B🏎️を駆るナイジェル・マンセル🇬🇧

2022年にF1ドライバーから退いたセバスチャン・ベッテルは、FW14Bの8番シャシーをオークションで購入した。

2022年のシルバーストンでのイギリスグランプリで、ベッテル自身が乗ってデモランを行った。

FW15C🏎️を駆るアラン・プロスト🇫🇷

私のような古い者は、このモナコ公道コースのヘアピンを「ステーション・ヘアピン」、または「ローズヘアピン」と呼ぶが、今流に言うと第6ターンだ。


モナコ公道コースを始め、スパ・フランコルシャン、モンツァ、鈴鹿等のオールドサーキットだと未だに第何ターンと言われてもピンと来ない😛😛


セナをレースへと駆り立てたのは、好敵手の存在があったからこそ。


先に名を出したアラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、そして同じブラジル🇧🇷出身のネルソン・ピケ。


ロータス100T🏎️を駆るネルソン・ピケ

FW12🏎️を駆るナイジェル・マンセルが後ろ

マンセルはこのFW12を「Bad car」と言い放ち、嫌気が差して翌1989年フェラーリへ移籍した😛😛


実際、事故死した1994年シーズンにはプロストへ「君がいなくなり、レースがつまらない。」とこぼしていたとか。


FW16🏎️でセナが勝ちまくり、1992年のマンセルのように早々に年間チャンピオンタイトルを獲得したならば、私はセナがこの年でドライバーを辞めたと思う。


プロスト、マンセル、ピケのいないF1に魅力を感じなくなり、自身がドライバーであることへのモチベーションを喪失してしまうと。


ピケやマンセルのようにCARTに転向したり、WRCやWEC等他のレースカテゴリーに転向することもなかったと思う。


また、プロストのようにレーシングチームのオーナーにならなかったとも思う。


そして、モナコ🇲🇨で悠々自適に過ごしながらレースコメンテイターとしてF1🏎️🏁を解説していただろうと。


ミハエル・シューマッハには、かつてニキ・ラウダがアラン・プロストに言ったのと同じように「これからは君の時代だよ。」と言ったと思う。


マックス・フェスルタッペンには、「これと言った敵がおらず勝って当たり前と思われる中、孤独に耐えて乗り続ける君はすごいよ。僕なら、とても耐えられない。」と言って、マックスを賞賛するだろう。


ルイス・ハミルトンには、「端から速く走れないと分かっているマシンに乗りながらも、ドライバーとしてモチベーションを保つ君はすごいよ。僕は、ひたすら速いマシンを追い求めた。速いマシンに乗れなくなれば、その時点でドライバーを辞めるよ。」と言って、ハミルトンを賞賛するだろう。


フェルナンド・アロンソには、「長い間ドライバーであり続ける君はすごいよ。僕は長くドライバーをやらなかったから、ニコ・ロズベルグのように目標を達成したり、セバスチャン・ベッテルのように目標達成が困難だと分かったら、辞めるのが当然だと思うからね。」と言って、アロンソを賞賛するだろう。


懐古主義の老害じいさんではなく、前向きで建設的な人になっていたかと。