関西に春の訪れを告げるスポーツイベントの一つ、大相撲春場所が明日初日を迎える。


だが、明日の初日を前に昨日会場となる大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で伊勢ヶ濱一門による会合が開かれた。


議題は、北青鵬(引退)の部屋内暴力事件を抑止出来なかったとして責任を問われている師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)の処遇だ。


春場所では宮城野親方を指導停止とし、伊勢ヶ濱一門の大島部屋(師匠は元関脇旭天鵬の大島親方)部屋付き親方の玉垣親方(元小結智乃花)を師匠代行として宮城野部屋に派遣し、宮城野部屋の所属力士の春場所への出場を認めている。

一門の会合を終え、大阪府立体育会館を後にする宮城野親方と玉垣親方。

一門の親方衆からは手厳しい意見が相次ぎ、宮城野部屋は解散、宮城野親方と部屋付きの間垣親方(元幕内石浦)、力士とスタッフを他の伊勢ヶ濱一門の部屋へ移籍させる方向へ進むと見られる。


宮城野親方は、現役力士時代からその言動と行動が横綱としての品格に欠けるとしてその存在が問題視された人。


親方になるに際して日本相撲協会が誓約書を書かせていたようだが、弟子の不祥事が発覚した。


協会全体が「待ってました😛😛」とばかりに、宮城野親方を皆で叩くさまは「出る杭は打たれる」ならぬ、「出る杭を打つ」ように見える。


宮城野親方に関しては自業自得、因果応報と言える面が多々あるが、貴乃花親方の時にも旧態依然とした協会の面々がこぞって貴乃花親方を退職へと導いたように、宮城野親方を退職へ追い込むつもりなのか😵😵


八角理事長の保守的かつ封建的な協会運営は時代錯誤であり、貴乃花親方や宮城野親方のような急進派は目の上のタンコブでしかないのだろう。