陸奥親方(元先代大関霧島)が運営する陸奥部屋は、後継者がいないため春場所終了後に閉鎖されることになった。


弟子の現大関霧島の稽古を見る陸奥親方


陸奥親方は4月に定年を迎えるが、部屋付きの立田山親方(元幕内薩洲洋)は再雇用親方ですでに部屋持ち親方になる資格を喪失してるのだ。


陸奥親方は日本相撲協会に再雇用されるようだが、再雇用の親方は部屋持ち親方にはなれないのだ。


また、浦風親方(元幕内敷島)は、自身には部屋持ち親方が務まらないとして後継者にはならないと公言していた。


現大関霧島は、音羽山親方(元横綱鶴竜)が新興した音羽山部屋に移籍する。


音羽山親方(元横綱鶴竜)


陸奥親方を始め立田山親方、浦風親方、他の力士やスタッフの移籍先は未定だが、時津風一門の部屋へ移籍することになろう。


時津風一門は、一門の総帥の時津風親方(元幕内土佐豊)が現役時代は平幕止まり。


三役経験者は、音羽山親方と陸奥親方以外に伊勢ノ海親方(元幕内北勝鬨)が運営する伊勢ノ海部屋の部屋付き親方立川親方(元関脇土佐ノ海)と春日山親方(元関脇勢)、再雇用親方でやはり伊勢ノ海部屋の部屋付き親方鏡山親方(元関脇多賀竜)と高島親方(元関脇高望山)がいる。


こんなこと言っちゃ何だが、やはり現役時代角界最高位の横綱に昇進した元鶴竜の音羽山親方の指導を受けるのが一番いいと思う。