今日の中京競馬メインレース、日経新春杯はショウリュウムーン🐴が格上挑戦で勝って、若い団野大成が初重賞勝ちした



取引価格5億8千万円(税抜)の超絶高額馬と言うアドマイヤビルゴ🐴は、1番人気に推されながら人気倒れの10着に、3歳時にクラシックレースで上位を賑わしたヴェロックス🐴は、2番人気に推されながら9着に終わり、共に入着賞金すら稼げなかった



ヴェロックス🐴は、昨年の小倉大賞典で惨敗した後脚部不安で休養に入ったが、復帰後の馬の姿を見るに完全に馬体が萎んで終わった感が



今後は何回走っても、馬券圏内に入ることは望み薄だろう



出走すれば必ず人気する馬なので、穴党の私にはありがたい馬になりそうだ



アドマイヤビルゴ🐴は、ガサがない馬なので今の荒れた中京の馬場は向かない



しかも、ヴェロックス🐴同様所詮重賞未勝利馬であり、何でこんなに人気するのか分からない



こちらも、穴党の私にはありがたい馬となりそうだ



オープン特別なら買い、重賞なら見送りと、分かりやすい馬になって欲しい



日経新春杯と聞くと、今なお43年前の悲劇が思い出される



1978年1月22日に行われた日経新春杯、当時のレース名は日本経済新春杯だった。
出走メンバーは、下記のとおり。
第25回日本経済新春杯
京都競馬場芝外回り2400m
負担重量はハンディキャップ
天候 雪☃️、馬場状態 良
1枠1番 テンポイント🐴 1番人気
66.5 鹿戸明
2枠2番 エリモジョージ🐴 4番人気
60 池添兼雄
3枠3番 ジンクエイト🐴 5番人気
52 清水英次
4枠4番 タニノチェスター🐴 3番人気
58 久保敏文
5枠5番 マチカネライコー🐴 9番人気
51 柴田光陽
6枠6番 ビクトリアシチー🐴 6番人気
50.5 福永洋一
7枠7番 ヤマニンバリメラ🐴 7番人気
52 池江泰郎
8枠8番 スリーファイヤー🐴 8番人気
49 小谷内秀夫
8枠9番 ホースメンホープ🐴 2番人気
57 小野幸治
前年の春の天皇賞と有馬記念を勝った流星の貴公子テンポイント🐴は、イギリス遠征への壮行レースとして管理した小川佐助調教師が出走に踏み切ったが、今なら障害強豪馬でも背負わない66.5kgの酷量が課された



ちなみに、馬主の高田久成さんは出否判断を小川調教師に委ねるも、本心は酷量を背負わされるのが分かり切っていたため、出走させたくなかったとか



レース結果
1着 ジンクエイト🐴
2着 ビクトリアシチー🐴
3着 タニノチェスター🐴
4着 エリモジョージ🐴
5着 スリーファイヤー🐴
6着 ホースメンホープ🐴
7着 ヤマニンバリメラ🐴
8着 マチカネライコー🐴
競走中止 テンポイント🐴

テンポイント🐴は、4コーナーで馬体に故障を発症して競走を中止した

傷病名
左後肢第3中足骨開放骨折

診断
予後不良
(治癒の見込みなし)
日本中央競馬会獣医師は、折れた骨が皮膚を突き破るほどの重傷で治癒の見込みが極めて低かったため安楽死を勧めるも、馬主の高田さんと管理した小川調教師にテンポイント🐴を種牡馬にしたいと言う願いがあったため、これを承諾しなかった



翌日、馬主と調教師の懇願を聞き入れた日本中央競馬会は33名もの獣医師で医師団を結成し、栗東トレセンでテンポイント🐴の手術を行った



しかし、術後の経過は思わしくなく、2月中旬には患部の腐敗が確認されたと言う

さらに、2月下旬には反対の右後肢に蹄葉炎の発症が確認された

3月に入って治癒の見込みがなくなったとして治療は打ち切られ、3月5日テンポイント🐴は天に召された

最後まで安楽死措置は取られず、自然死したと言う

当時、海の物とも山の物とも分からぬ種牡馬コントライト🐴と、桜花賞馬のワカクモ🐴を配合して誕生したテンポイント🐴
テンポイント🐴の近親馬で、種牡馬となったワカオライデン🐴は笠松競馬のヒロインで、地方競馬所属のままで中央競馬のクラシックレースに初めて出走した馬となったライデンリーダー🐴を輩出するに留まった



また、種牡馬となったフジヤマケンザン🐴はこれと言った馬を輩出出来なかった



さらに、1980年の秋の天皇賞を勝った逃亡者プリテイキャスト🐴は繁殖牝馬となってから仔出しが悪かった上、これと言った馬を輩出出来なかった


