2年前、大相撲の現役力士の年寄名跡所有者について書いたことがあるが、その後の変化を書いてみよう。

まず、元横綱稀勢の里は引退した後に所有していた年寄荒磯を襲名し、現在は田子ノ浦部屋付き親方となっている。

ゆくゆくは独立して、荒磯部屋を興す計画があるようだ。

また、元関脇豪風は引退した後所有していた年寄押尾川を襲名して、現在は尾車部屋付き親方となっている。

さらに、先場所引退した元関脇安美錦は所有していた年寄安治川を襲名し、伊勢ヶ濱部屋付き親方となった。

安治川親方は、師匠の伊勢ヶ濱親方(元横綱旭富士)と名跡交換し、将来伊勢ヶ濱部屋を継承する有力な候補となっている。

それ以外で、年寄株を所有してる現役力士は下記のとおりである。

なお、番付は先日発表された大相撲秋場所のものである。

西小結 遠藤→北陣
現在、北陣は藤島部屋付き親方の元幕内翔天狼に貸出中。

遠藤は追手風部屋(時津風一門)所属だが、貸出先の藤島部屋(師匠は元大関武双山)は出羽一門である😅

東前頭七枚目 琴奨菊→秀ノ山
現在、秀ノ山は尾上部屋付き親方の元幕内天鎧鵬に貸出中。

琴奨菊は佐渡ヶ嶽部屋(二所一門)所属だが、貸出先の尾上部屋(師匠は元小結濱ノ嶋)は出羽一門である😅

東前頭八枚目 隠岐の海→君ヶ濱
現在、君ヶ濱は境川部屋付き親方の元幕内寶千山に貸出中。

隠岐の海は八角部屋(高砂一門)所属だが、貸出先の境川部屋(師匠は元小結両国)は出羽一門である😅

西前頭十六枚目 栃煌山→清見潟
現在、清見潟は藤島部屋付き親方の元幕内武州山に貸出中。

栃煌山は春日野部屋(出羽一門)所属で、貸出先の藤島部屋も出羽一門である。

西十両七枚目 嘉風→中村
現在は、空き名跡扱い。

西十両十二枚目 勢→春日山
現在は、空き名跡扱い。

西幕下七枚目 千代鳳→佐ノ山
現在、佐ノ山は尾上部屋付き親方の元幕内里山に貸出中。

千代鳳は九重部屋(高砂一門)所属だが、貸出先の尾上部屋は出羽一門である😅

西前頭十四枚目の豊ノ島(時津風)は、以前年寄錦島を所有していたが、錦島は高砂部屋付き親方の元関脇朝赤龍に渡っている。

錦島は、時津風一門に代々受け継がれて来た年寄名跡だったが、元の所有者霜鳳が大相撲八百長問題に関与したとして引退勧告されて角界を去ったことにより豊ノ島が継承した、いわく付きの名跡だったため手放したと思われる。

また、同部屋の元小結時天空(故人)が所有していた間垣は、現在時津風部屋付き親方の元幕内土佐豊が所有している。

豊ノ島が現役力士を引退する時には、時津風部屋付き親方の武隈(元幕内蔵玉錦)か荒汐部屋師匠の荒汐(元小結大豊)から名跡継承して襲名すると見られる。

豊ノ島の力士としての実績、人柄を鑑みて、荒汐を継承するならば名跡だけでなく部屋も同時に継承する可能性が大いにある。