昨日、NARの新規騎手試験に合格したことが明らかになった御神本訓史元騎手は、益田競馬場での達者な騎乗ぶりが認められて、基本的に他場からの騎手を受け入れたことがなかった南関東競馬主催者が御神本を受け入れたことが非常に話題になったのだが、益田競馬場が休止(後に廃止)になった時点ではJRAが受け入れを検討したとまで言われたにひひ

しかし、益田競馬の馬がJRA主催の特別指定交流競走に出走したことは一度もなく、当然御神本は2002年時点ではJRA主催のレースへの騎乗歴がまったくなかったため、JRAの騎手免許試験を受験して合格しなければならなかったショック!

2002年時点では、当時は笠松競馬のリーディングジョッキーだったアンカツさん(安藤勝己)や兵庫県競馬のリーディングジョッキーだった小牧太が特別指定交流競走に出走する馬に騎乗する時にJRAから交付される1日免許でJRAの馬にも騎乗して勝ち鞍を稼ぎまくっていた頃で、アンカツさんや小牧太はJRAへの移籍を模索していたし、すでにJRAは地方競馬の騎手の移籍についての基準を設けていたショック!

相当に高いハードルだったが、アンカツさんと小牧太はこれを満たしていたことから、JRAは騎手免許試験受験を免除してアンカツさんと小牧太がJRAへ移籍したニコニコ

アンカツさんと小牧太以降、JRAへの移籍基準を満たして騎手免許試験が免除されて移籍したのは、岩田康誠(元兵庫県競馬)、ウチパクさん(内田博幸)(元大井競馬)、戸崎圭太(元大井競馬)の3人で、アンカツさんが騎手を引退したので現役では4人となっているニコニコ

JRAの騎手免許試験を受験して合格し、JRAへ移籍した元地方競馬の騎手も非常に少なく、アンカツさんの兄アンミツさん(安藤光彰)(元笠松競馬)、赤木高太郎(元兵庫県競馬)、鷹野宏史(元高知競馬)、そして現役の岡田祥嗣(元福山競馬)の4人しかいないショック!

岡田祥嗣は、福山競馬が廃止になったことから現役騎手続行のためにJRAの騎手免許試験を受験して合格したニコニコ

鷹野宏史と岡田祥嗣は、JRA主催のレースには一度も騎乗したことがない騎手ながら、試験に合格したニコニコ

しかし、実際には受験したことは明らかにされないまでも相当数の地方競馬の騎手がJRAの騎手免許試験を受験したと見られ、地方競馬にはない障害レースの騎手免許試験にも合格しなければならないため、ほとんどが不合格となっているのだショック!

JRAの騎手学校の生徒も平地と障害両方の騎手免許試験に合格しないと新規騎手免許が交付されないため、現在障害レースの騎手免許を所有していない騎手も、初めは皆障害レースの騎手免許を所有していたのだにひひ