昨日、倉木麻衣ちゃんのネタを書いてる時に途中でカーペンターズのネタに脱線したが、その後無性にカーペンターズの音楽が聴きたくなったので、実に久しぶりにガッツリと聴いた^_^

ここでは、カーペンターズの代表曲のひとつである「Yesterday Once More」について書く^_^

「Yesterday Once More」は、アメリカでは1973年5月16日、日本では1973年7月10日にシングル盤がリリースされた。

「Yesterday Once More」が収録されたアルバム「Now & Then」は、アメリカでは1973年5月9日、日本では1973年6月25日にリリースされ、「Yesterday Once More」はアルバムからの第一弾シングルカット曲であった。

今でこそ、洋楽の全世界同時リリースは当たり前だが、40年以上前の洋楽のリリースには、タイムラグがあるのが当たり前だったのだ(^^;;

「Yesterday Once More」のシングル盤は、アメリカのビルボードヒットチャートでは週間2位、イギリスのヒットチャートでも週間2位を獲得したが、何と日本のオリコンチャートで週間5位を獲得したのだ^_^

1973年の日本の音楽は、沢田研二さんのような元アイドル系の歌手、郷ひろみさんや野口五郎さん等のバリバリのアイドル歌手が幅を利かせ、桜田淳子さんと山口百恵さんが中学2年生で歌手デビューした年だったので、洋楽シングルがオリコンチャートで10位以内に入るなんて至難の技だったのだ(^^;;

ちなみに、アルバム「Now  & Then」は、アメリカのビルボードヒットチャートで週間2位、イギリスのヒットチャートでも週間2位止まりだったが、日本のオリコンチャートでは週間1位を獲得したのだ^_^

洋楽アルバムがオリコンチャート1位を獲得したのは、今の音楽シーンを考えれば快挙なのだろうが、当時の日本の音楽はシングル盤(ドーナツ盤)が主流であり、アルバム(LPレコード)はコアでディープなファンだけが買うものだったので、洋楽のアルバムがヒットチャートを賑わすことは、さほど珍しいことではなかったのだ。

だからこそ、アルバム1位以上にシングル盤5位がすごいことだったのだ(^^;;

アイドル歌手のアルバムが売れるようになったのは1980年代になってからだが、アルバムが売れたアイドル歌手はクオリティの高い楽曲が提供されて歌唱力が高かった松田聖子さん、中森明菜さん、ミポリン(中山美穂さん)等ごく限られた人だけで、河合奈保子さん、柏原芳恵さん、キョンキョン(小泉今日子さん)クラスの歌手のアルバムは、1970年代と同様にコアでディープなファンだけが買うものだった(^^;;

カーペンターズは3回来日しているが、初来日の1972年は当初プロモーションのための来日だったものに急遽東京九段の日本武道館での公演を組み込んだもので、この1公演のみが行われた(^^;;

ライブツアーでの来日は1974年と1976年の2回で、関西では1974年には平安神宮横の京都会館と大阪中之島のフェスティバルホールで1公演ずつ行われ、1976年には神戸市立体育館、京都府立体育館(現島津アリーナ京都)、和歌山県立体育館、フェスティバルホールでは3日連続昼夜公演の6公演と、実に9公演も行われた^_^

当時は大阪城ホールのようなアリーナを有する会場が関西になかったため、フェスティバルホール以外は体育館での開催となった(^^;;

1976年当時は中学生だった私が、コンサートに行けるはずなどはなかったが、FM放送でカーペンターズの公演情報は耳にしていたので、フェスティバルホールでのコンサートに行きたくて行きたくてしようがなかったのだったT_T

カーペンターズは、倉木麻衣ちゃんネタで書いたようにビルボードヒットチャート1位を獲得した曲は3曲しかなかったが、2位止まりだった曲はこの「Yesterday Once More」を含めて5曲もあり、倉木麻衣ちゃん張りのシルバーコレクターだったのだ(^^;;

カーペンターズの楽曲で、ビルボードヒットチャート2位若しくは3位止まりだった曲は、下記のとおりである(^^;;

1970年
We've Only Just Begun→2位
(愛のプレリュード)
1971年
For All We Know→3位
(二人の誓い)
Rainy Days and Mondays→2位
(雨の日と月曜日は)
Superstar→2位
(スーパースター)
1972年
Hurting Each Other→2位
(ハーティング・イーチ・アザー)
1973年
Sing→3位
(シング)
Yesterday Once More→2位
(イエスタデイ・ワンス・モア)

なお、日本で好評だった「Only Yesterday」は全米4位、「Solitaire」は17位、「There's A Kind Of Hush(見つめあう恋)」は12位でしかなく、「Jambalaya」はアメリカでは未発売だったためランク自体がなかった(^^;;

私は、Queens' EnglishをThe Beatlesの曲で覚え、American EnglishをCarpentersの曲で覚えたと言っても過言でない。

「Yesterday Once More」は、今でも歌詞を見ずに英語で歌えるし、対訳も出来る^_^

カレン・カーペンターが摂食障害で死去したのが1983年2月4日だったので、間もなく没後34年を迎えるT_T

33歳の誕生日を迎える前に若くして亡くなり、今や没後からの年数の方が長くなったT_T

カレンが亡くなった時、倉木麻衣ちゃんはまだ生後3ヶ月少々の赤ん坊だった(^^;;

カレンの死により、過食症(神経性大食症)や拒食症(神経性無食欲症)などの摂食障害がクローズアップされるようになったのだったT_T

では、「Yesterday Once More」の歌詞を^_^

Yesterday Once More

Lyrics & Composed
by John Bettis & Richard Lynn Carpenter

When I was young
I'd listen to the radio
Waiting for my favorite songs
When they played I'd sing along
It made me smile

Those were such happy times
and not so long ago
How I wondered
where they've gone

But they're back again
just like a long lost friend
All the songs I loved so well

Every sha lalala
every woo
still shines
Every sing a ling a ling
that they're start to sing
so fine

When they get to the part
where he's breaking her heart
It can really make me cry
Just like before
It's yesterday once more

Looking back on how
it was in years gone by
And the good times that I had
makes today seem rather sad
So much has changed

It was songs of love
that I would sing to then
And I'd memorize each words

Those old melodies
still sound so good to me
As they melt the years away

Every sha lalala
every woo
still shines
Every sing a ling a ling
that they're start to sing
so fine

All my best memories
come back clearly to me
Some can even make me cry
Just like before
It's yesterday once more

Every sha lalala
every woo
still shines
Every sing a ling a ling
that they're start to sing
so fine

Every sha lalala
every woo
still shines
Every sing a ling a ling
that they're start to sing
so fine