阪急阪神グループは、阪神百貨店を核とした大阪神ビルディングと、道路を挟んで隣接する、様々な飲食店、物販店、オフィスが入居していた新阪急ビルディングを、築50年以上が経過して建物の老朽化が著しくなったとして、両ビル一体の再開発事業で建て替えることを一昨年発表した。

さらに、阪神電鉄は、大阪神ビルディングの地下2階部分の一部に位置する、阪神電車梅田駅の全面リニューアル工事に、3月3日から着手することを本日発表した。

阪神百貨店は、大阪神ビルディングの建て替え工事進捗に伴い、名物だった地下1階の立食形式の軽食堂「スナックコーナー」を今月17日を持って閉鎖する。

また、今月18日から3日間は全面休業し、以後売り場面積を縮小して営業する。

建て替え後「スナックコーナー」を再開するかはどうかについては未定のようだが、スナックコーナー名物の「阪神名物いか焼き」、「元祖ちょぼ焼」、「浪速のお好み亭」、回転焼きの「御座候」は、地下1階の売り場内で場所が移転されて、テイクアウト専門で当面の営業が継続されることは発表されている。

阪神電車梅田駅の全面リニューアルは、現在の1番線降車ホーム側、すなわち北側を掘削して拡張スペースを作って、ホームの幅を現状の1.5~2倍に広げることが中心となるようだ。

ホームを現在の4線5面から4線4面に改められることと可動式のホーム柵を導入することも、合わせて発表した。

阪神電車梅田駅は地下2階に位置するが、ホーム拡張スペース部分の地下1階では、地下鉄四つ橋線西梅田駅に近い西改札口から、地下鉄御堂筋線梅田駅に近い東改札に通ずる東西通路の拡張を実施する。

ふるさと名店街やぶらり横丁等は、この東西通路の拡張スペースに充てられることから、すでに閉鎖されている。

大阪神ビルディング、新阪急ビルディングの建て替え工事は2022年春完成予定と、詳細な設計がまとまったことで当初発表より工期が短縮され、完成が早まることになったようだ。

阪神電車梅田駅の全面リニューアル工事は2023年春完成予定のようで、8年を要する大工事となるとか。