ソフトバンクは、3年前にドラ1で入団しながら一軍の試合出場がないまま今季限りで戦力外通告を受けた元DeNAの北方と、育成選手契約を締結したと発表した。
阪神は昨日、原口と育成選手としての再契約を締結し、また支配下選手だった田面とは育成選手として契約を締結したと発表した(@_@)
さらに、阪神はDeNAから戦力外通告を受けた佐村を、育成選手として獲得したと先日発表した(@_@)
始めから育成選手として契約した選手は、3年間支配下登録されなかったら自動的に戦力外扱いとなるだけでなく、最低年俸の保証が240万円でしかないため、最低年俸の保証が600万円の支配下選手以上に、金銭的に非常に苦しい立場である。
なお、育成ドラフトで指名されて、始めから育成選手として入団、契約した選手に球団は入団支度金として300万円程度を支払う義務があるが、これも一般のドラフトで上位で指名されて億単位の契約金をもらう選手とは、まさに雲泥の差である。
ちなみに、育成ドラフトで指名されながら入団を拒否した選手が、翌年以降一般のドラフト会議で指名された場合は、もちろん指名された球団への支配下選手としての入団が可能なのは言うまでもない。
昔は、始めから育成選手として契約した選手が3年間支配下選手登録されなかった場合、その時点で後のプロ野球選手としての道を閉ざされたのだったが、今は元の所属球団、若しくは他球団と1年単位での契約更新が可能となっている。
しかし、実際には3年間支配下選手登録されなかった育成選手が、元の所属球団、若しくは他球団と育成選手契約を更新した例はほとんどない(@_@)
近年、球界全体が育成選手の制度の意味を手前勝手に歪曲させて、単なるコストカットの手段として使っている感がある。
戦力外通告した支配下登録選手が他球団に行って、そこで活躍されたら困るので、育成選手としてとりあえず置こうとするのだ(@_@)
なお、育成選手としての契約を持ちかけられてもそれを拒否し、自由契約選手となってトライアウトを受験したり、他球団からのオファーを待つことは可能だが、実際に他球団からオファーが来た選手はほとんどいない(@_@)
球界は、育成選手の成功例として巨人の山口、松本哲也、ロッテの西野、岡田を例に挙げるが、この4人の選手はまさにレアケースであり、ほとんどの育成選手は3年間支配下選手登録されないままで、自動的に戦力外扱いとなって球界を去っている(@_@)
以前、田面については同じ年に入団した小豆畑と共に、二軍戦を見るに何年やっても一軍の戦力になれる力量は備わらないから、本人のためにも阪神は早く見切りをつけるべきと書いたが、支配下選手から育成選手への契約変更は降格通告であると共に、事実上の翌年の戦力外通告予告でもある(@_@)
田面のように、一軍でまったく実績を残せぬまま支配下選手から育成選手に降格した選手は、そのほとんどが翌年戦力外通告を受けて人知れず球界を去っている(@_@)
支配下選手登録されていた選手が育成選手として契約した場合、1年間支配下選手登録されなかった場合は、始めから育成選手として契約した選手が3年間支配下選手登録されなかった場合同様、自動的に戦力外の扱いとなるからだ(@_@)
なお、始めから育成選手として契約して3年経過した選手同様、元の所属球団、若しくは他球団と1年単位での契約更新は可能だが、実際に契約を更新された選手は、ドラ1で巨人に入団した野間口のように、故障の治療やリハビリのために育成選手契約に変更した選手以外、ほとんど例がない(@_@)
ちなみに、佐村はDeNAでは2012年新入団時は支配下選手契約だったが、2013年に育成選手契約となり、2014年は育成選手契約を更新されたものの、来季については戦力外を通告されて、阪神がそれを獲得したことになる(@_@)