昔は、レース名通りに地方所属馬が参戦出来る、中央競馬で極めて数が限られたレースの内のひとつで、オールカマーで最先着した地方所属馬がジャパンカップに出走出来たのだった。

しかし、地方馬でオールカマーを勝ったのは、1991年のジョージモナークを最後に出ていない。

特別指定交流競走制度が出来て以降は、オールカマーに地方所属馬の参戦そのものがほとんどなくなっており、レース名と実態が合わなくなっている。

また、今ではG2格付となったが、昔はG3だった。

近年は中山の鬼だったマツリダゴッホが3連覇する等、中山巧者が活躍するレースとなり、一流馬の参戦そのものが減って来ている。

秋の天皇賞へのステップに毎日王冠や京都大賞典を選ぶ馬が多くなり、近年ではぶっつけ本番で秋の天皇賞に出走する馬も増えているので、オールカマーの存在はかなり地味になっている。

G1ホースではオグリキャップとビワハヤヒデが4歳時、サクラローレルが5歳時、近年ではアーネストリーが6歳時の秋の初戦に、マル外故に出走出来るレースそのものが限定されていた頃にヒシアマゾンが4歳時の秋の初戦に、珍しい例ではメジロドーベルが3歳時に秋華賞へのステップにオールカマーを選んだことがあったが、私がリアルタイムで知るオグリキャップ以降では、オールカマーを勝って後にG1ホースになった馬は、メイショウドトウとマツリダゴッホしかいない。

メイショウドトウは、G1レースでことごとくテイエムオペラオーに行く手を阻まれた2000年の秋、天皇賞へのステップにオールカマーを選んだのだった。

七夕賞のメモリアルホースに選ばれたツインターボのベストパフォーマンスレースは1993年のオールカマーで、七夕賞はその序章だったと思っている^_^