台風8号接近前からの豪雨による影響で、大規模な土石流に襲われた長野県の南木曽町。

南木曽町へのアクセスとなる国道19号線は寸断され、中央本線の軌道は橋梁の橋桁が流出した。

町と、中央本線の軌道の復旧に必要な人のアクセスと、大型建設機材の搬入ルートになる国道19号線の開通が急がれ、今日昼前に暫定ながら開通したようだ。

暫定扱いなのは、工事中の砂防ダムに大量の土砂や石が堆積して機能が著しく低下しており、少しの雨でも再度土石流が発生する可能性があるからだ。

国道が開通しないと、鉄道代替バスを走らせることも出来ず、人の流れが途絶える期間が長くなるので、開通を急いだ。

土石流により流出した橋桁は、損傷具合の検査が必要で、再使用が可能な場合で中央本線の軌道復旧に1ヶ月、再使用が不可能な場合は橋桁の製作自体に1ヶ月以上の期間を要するため、2ヶ月半位かかると見られる。

夏から秋の観光シーズンを控え、西日本から信州へのメインアクセスとなる中央本線が長期間不通のままになると、長野県は訪れる観光客が減少すると懸念している。

中央本線は、南木曽駅を挟んだ坂下~上松間が依然不通のままで、代替バスは国道19号線の開通を待っていた状況だったが、明日には運行が開始されると見られる。