今日の福島5R障害戦で、短期免許で騎乗しているリチャード•エノン騎手が、負担重量が60kgだったにも関わらず体重調整に失敗し、0.5kg超過の60.5kgで騎乗した。

エノン騎手は先々週の福島での障害戦に騎乗予定だったが、体重調整中に疾病を発症して騎乗をキャンセルし、1週間の騎乗停止を食らったばかりだったため、注意義務を著しく怠ったとして、30日の騎乗停止処分が課された。

短期免許の期間がいつまでかは分からないが、おそらく短期免許期間満了を待たずに帰国すると見られる。

そして、今後日本に来ることは出来ない(短期免許交付を拒否される)だろう。

先日騎手免許を取り消した(自主的に返上したと見られる)原田敬伍騎手は、1年の間に超過重量騎乗が1回、超過重量ペナルティでの乗り替わりが1回、エノン騎手同様に体重調整中に疾病を発症して騎乗をキャンセルしたのが1回、調整ルームでの携帯電話使用と、騎手失格と言われても仕方ない事案ばかりやらかしていた。

今年の正月競馬では、中井裕二騎手が体重調整中に疾病を発症して騎乗をキャンセルし、翌週騎乗停止処分を受けた。

長いこと競馬見てるが、4ヶ月足らずの間に、超過重量事案が2件、体重調整中の疾病発症が2件発生したのは、記憶がない。

アンカツさん、須貝尚介調教師は、騎手としての晩年は相当減量がキツかったようだが、超過重量で騎乗してペナルティを受けたことはなかったし、現役では武幸四郎、柴山雄一、大庭和弥騎手等が相当減量がキツイと言われているが、ちゃんと所定の負担重量で騎乗している。

父西谷達夫元騎手同様に障害専門騎手を目指していた現役騎手の西谷誠は、アンチャン(3kg減)の時の平地戦を超過重量で騎乗し、騎乗停止のペナルティを受けたことがあったが、障害専門になってからは超過重量事案を一度も起こしていない。

この度顕彰された郷原洋行元騎手が、ハンデのオープン特別に負担重量51kgの馬に騎乗しようとしたが、体重調整に失敗して1kg超過の52kgで騎乗したことがあった。

もちろん、過怠金のペナルティを受けた。

アンカツさんが、2009年の札幌記念で負担重量52kgのブエナビスタ(3歳牝馬クラシック二冠馬でも、定量馬齢重量戦の札幌記念は52kgだったのだ)に騎乗した時は、その日の騎乗依頼をほぼ全部断ってまで、ブエナビスタへの騎乗に備えたと言われる。

中井裕二は、同期の菱田裕二と2年目まではトントンの成績を挙げていたが、今年は正月早々の体重調整失敗による騎乗キャンセル→騎乗停止で、騎乗機会が菱田に比べて少なくなり、当然勝ち鞍のペースも菱田より鈍化している。

アンチャンの時にチョンボをやらかすと、騎乗依頼が減るは乗る馬の質が悪くなるはと、自分で自分の将来性を摘み取ることになりかねない。

中井裕二は若手ではかなり乗れる騎手なのに、実にもったいないことをしてしまった。

しかしながら、名誉挽回の機会が与えられていない訳ではないので、与えられた境遇の中で求められてる以上の結果を出して、菱田と同じ土俵に再び立てるよう頑張って欲しい。