昨日発表されたが、皐月賞馬ロゴタイプ馬は4枠8番、皐月賞2着馬エピファネイア馬は5枠9番、キズナ馬は1枠1番に入った。


キズナ馬はダービーでも後ろから行くだろうから枠順は関係なく、道中インの経済コースを走って、いつ&どこで外に出すかだけだろう。


トップスピードを長く持続出来る馬なので、皇帝シンボリルドルフ馬、シャドーロールの怪物ナリタブライアン馬、大王キングカメハメハ馬、ディープスカイ馬のように、馬場の五分どころより外に進路を選ぶことだろう。


ロゴタイプ馬は皐月賞の7番枠に続いて中枠スタートなので皐月賞同様好位から、エピファネイア馬はロゴタイプ馬の隣に入ったので、ロゴタイプ馬をマークしながらレースを進めるだろう。


ロゴタイプ馬、エピファネイア馬は、大外から来るであろうキズナ馬に並ぶ間もなく差し切られたら致し方なしで、いつもどおり前目でレースを進めて、坂を上るあたりでスパートするだろう。


大昔のフルゲート28頭の時代に、一番外の枠で勝ったのは1977年のラッキールーラ馬の7枠24番、その次が1973年のタケホープの7枠21番だった。


1991年のトウカイテイオー馬は単枠指定馬で8枠に単枠指定されたが、当時はフルゲート20頭の20番で勝った。


最内1枠1番は、2008年ディープスカイ馬、2009年ロジユニヴァース馬、2010年エイシンフラッシュ馬と、3年連続で勝ち馬を出したが、ディープスカイ馬の前となると、1969年のダイシンボルガード馬まで遡るのだ。


現行のフルゲート18頭になってからは、1997年のサニーブライアン馬、2001年のジャングルポケットが8枠18番の最外枠で勝ち、ナリタブライアン馬は8枠17番で勝った。


ダービーで単枠指定馬となったのは、1974年のキタノカチドキ馬(7枠19番:当時はシード馬と呼ばれていた)が最初だが、コーネルランサー馬の3着に敗れた。


天馬トウショウボーイ馬、流星の貴公子テンポイント馬、サッカーボーイ馬等は、ダービーでは単枠指定馬にならなかったのだ。


以後の単枠指定馬の成績は下記のとおり。


1975年:カブラヤオー馬
4枠10番→1着


1983年:ミスターシービー馬
5枠12番→1着


1984年:シンボリルドルフ馬
4枠10番→1着


1987年:マティリアル馬
4枠10番→18着


1991年:トウカイテイオー馬
8枠20番→1着


1985年の皐月賞馬ミホシンザン馬が骨折でリタイアした時には単枠指定された馬がいなかったが、1987年の皐月賞馬サクラスターオーが骨折でリタイアした時はマティリアル馬が押し出される形で単枠指定馬となったが、見せ場なく惨敗した。


ダービーを逃げ切って勝った馬で、内枠を利して勝ったのは1981年のカツトップエース馬の1枠3番で、1番人気に支持されたサンエイソロン馬が外目の6枠20番から、鼻差届かずの2着だった。


カブラヤオー馬は4枠10番、アイネスフウジン馬は5枠12番、ミホノブルボン馬は7枠15番、サニーブライアン馬は最外8枠18番と中~外の枠から逃げ切って勝っており、ダービーを逃げ切って勝つだけのスピードを備えた馬には、枠など関係ないのだ。


三冠馬となった馬の内、ディープインパクト馬とオルフェーヴル馬は共にダービーでは3枠5番と内目の枠に入ったが、馬の力が抜きん出ていたので、武豊騎手も池添謙一騎手も馬の力をフルに発揮出来るように、直線では大外に馬を持ち出した。


ダービーは、コースロスなくインから抜け出して勝てるほど甘いレースではなく、インティライミ馬やスマイルジャック馬はインが上手く開いて勇躍抜け出したものの、大外から来たディープインパクト馬やディープスカイ馬にあっという間に抜き去られてしまった。


ダービーは、ゴール前で競り合うケースが少ないレースで、1979年のカツラノハイセイコ馬とリンドプルバン馬、1981年のカツトップエース馬とサンエイソロン馬、1988年のサクラチヨノオー馬とメジロアルダン馬、1996年のフサイチコンコルド馬とダンスインザダーク馬、1999年のアドマイヤベガ馬とナリタトップロード馬、2000年のアグネスフライト馬とエアシャカール馬位だろうか。


昨年のディープブリランテ馬は、絵に描いたようにインが上手く開いて抜け出せたし、フェノーメノ馬の突っ込みが大外強襲で競る形にはならなかったので、近年のダービー馬で最も恵まれた勝ち方だっただろう。


ミスターシービー馬の好敵手だったメジロモンスニー馬は、皐月賞ではミスターシービー馬が4枠10番に入ったのに対して最外の8枠21番、ダービーでは5枠10番に対して最内の1枠1番に入り、枠に泣かされた馬の典型だった。


ラッキールーラ馬以降の勝ち馬と枠は下記のとおり。


ラッキールーラ馬
7枠24番
伊藤正徳騎手(現調教師)
尾形藤吉調教師


サクラショウリ馬
4枠11番
小島太騎手(現調教師)
久保田彦之調教師


カツラノハイセイコ馬
3枠7番
松本善登騎手(故人)
庄野穂積調教師


オペックホース馬
3枠9番
郷原洋行騎手(元調教師)
佐藤勇調教師


カツトップエース馬
1枠3番
大崎昭一騎手
菊池一雄調教師


バンブーアトラス馬
6枠17番
岩元市三騎手(現調教師)
布施正調教師


ミスターシービー馬
5枠12番
吉永正人騎手(故人)
松山康久調教師


シンボリルドルフ馬
4枠10番
岡部幸雄騎手
野平祐二調教師


シリウスシンボリ馬
6枠16番
加藤和宏騎手(現調教師)
畠山重則(二本柳俊夫)調教師


ダイナガリバー馬
2枠6番
増沢末夫騎手(元調教師)
松山吉三郎調教師


メリーナイス馬
3枠8番
根本康広騎手(現調教師)
橋本輝雄調教師


サクラチヨノオー馬
2枠5番
小島太騎手(現調教師)
境勝太郎調教師


ウィナーズサークル馬
1枠3番
郷原洋行騎手(元調教師)
松山康久調教師


アイネスフウジン馬
5枠12番
中野栄治騎手(現調教師)
加藤修甫調教師


トウカイテイオー馬
8枠20番
安田隆行騎手(現調教師)
松元省一調教師


ミホノブルボン馬
7枠15番
小島貞博騎手(元調教師)
戸山為夫調教師


ウイニングチケット馬
5枠10番
柴田政人騎手(現調教師)
伊藤雄二調教師


ナリタブライアン馬
8枠17番
南井克巳騎手(現調教師)
大久保正陽調教師


タヤスツヨシ馬
7枠14番
小島貞博騎手(元調教師)
鶴留明雄調教師


フサイチコンコルド馬
7枠13番
藤田伸二騎手
小林稔調教師


サニーブライアン馬
8枠18番
大西直宏騎手
中尾銑治調教師


スペシャルウィーク馬
3枠5番
武豊騎手
白井寿昭調教師


アドマイヤベガ馬
1枠2番
武豊騎手
橋田満調教師


アグネスフライト馬
2枠4番
河内洋騎手(現調教師)
長浜博之調教師


ジャングルポケット馬
8枠18番
角田晃一騎手(現調教師)
渡辺栄調教師


タニノギムレット馬
武豊騎手
2枠3番
松田国英調教師


ネオユニヴァース馬
7枠13番
ミルコ・デムーロ騎手
瀬戸口勉調教師


キングカメハメハ馬
6枠12番
安藤勝己騎手
松田国英調教師


ディープインパクト馬
3枠5番
武豊騎手
池江泰郎調教師


メイショウサムソン馬
1枠2番
石橋守騎手(現調教師)
瀬戸口勉調教師


ウオッカ馬
2枠3番
四位洋文騎手
角居勝彦調教師


ディープスカイ馬
1枠1番
四位洋文騎手
昆貢調教師


ロジユニヴァース馬
1枠1番
横山典弘騎手
萩原清調教師


エイシンフラッシュ馬
1枠1番
内田博幸騎手
藤原英昭調教師


オルフェーヴル馬
3枠5番
池添謙一騎手
池江泰寿調教師


ディープブリランテ馬
5枠10番
岩田康誠騎手
矢作芳人調教師