今日はヴィクトリアマイル。


G1では、ジェンティルドンナ馬やレインボーダリア馬に邪魔されて、昨年は4戦連続2着だったヴィルシーナ馬が一応の1番人気。


オーナーは、ハマの大魔神と呼ばれた、元プロ野球選手の佐々木主浩さんで、馬主として初めてのG1奪取となるか。


サウンドオブハート馬を管理する松山康久調教師は、かつて三冠馬ミスターシービー馬を管理し、その後もウィナーズサークル馬でダービーを、ジェニュイン馬で皐月賞とマイルチャンピオンシップを勝っているが、実はそのジェニュイン馬以来、17年もG1勝ちがないのだ。


ヴィクトリアマイルは、G1としては過去あまり大したメンバーが出走していないし、大して出世した馬もいない。


1番人気で勝った馬は、牡馬相手にG1を勝った女傑ウオッカ馬とブエナビスタ馬だけで、毎年のように荒れる傾向にある。


ハッキリ言って、今年のメンバーにウオッカ馬やブエナビスタ馬級の馬はおらず、G1馬もレインボーダリア馬、ブエナビスタ馬の半妹ジョワドヴィーヴル馬、昨年の覇者ホエールキャプチャ馬しか居らい。


ホエールキャプチャ馬は昨年このレースを勝って以来未勝利だし、ジョワドヴィーヴル馬は昨年の桜花賞で故障し、今年戦列復帰後2戦したが大した成績を残しておらず、阪神ジュヴェナイルフィリーズ以来1年半近く勝鞍がないように、本調子にはほど遠い。


ちなみに、関東馬のG1レース4連勝は、まだ今ほどG1レースがなかった1986年にまで遡らないとなく、桜花賞でメジロラモーヌ馬、皐月賞ダイナコスモス馬、天皇賞・春クシロキング、安田記念ギャロップダイナ馬、オークスメジロラモーヌ馬、ダービーダイナガリバー馬、宝塚記念パーシャンボーイ馬、天皇賞・秋サクラユタカオー馬の8連勝まで遡らないとないのだ。


この頃は、関西馬にいい馬がいなかった時期で、関西馬でG1を勝ったのは、菊花賞のメジロデュレン馬と関東馬が参戦しなかった阪神3歳ステークスのゴールドシチー馬だけで、エリザベス女王杯はメジロラモーヌ馬、マイルチャンピオンシップはタカラスチール馬、朝日杯3歳ステークスは翌年のダービー馬メリーナイス馬、有馬記念はダイナガリバー馬と、あとはすべて関東馬だった。


翌1987年は、関西から二冠牝馬マックスビューティ馬が出たものの、桜花賞マックスビューティ馬、皐月賞サクラスターオー馬、天皇賞・春ミホシンザン馬、安田記念フレッシュボイス馬、オークスマックスビューティ馬、ダービーメリーナイス馬、宝塚記念スズパレード馬、天皇賞・秋ニッポーテイオー馬、菊花賞サクラスターオー馬、エリザベス女王杯タレンティドガール馬、マイルチャンピオンシップニッポーテイオー馬、阪神3歳ステークスサッカーボーイ馬、朝日杯3歳ステークスは翌年のダービー馬サクラチヨノオー馬、有馬記念メジロデュレン馬と、マックスビューティ馬、フレッシュボイス馬、サッカーボーイ馬、メジロデュレン馬以外は、やはり関東馬だった。


形勢が逆転し始めたのはその翌年で、桜花賞アラホウトク馬、皐月賞ヤエノムテキ馬、天皇賞・春タマモクロス、安田記念ニッポーテイオー馬、オークスコスモドリーム馬、ダービーサクラチヨノオー馬、宝塚記念タマモクロス馬、天皇賞・秋タマモクロス馬、菊花賞スーパークリーク馬、エリザベス女王杯ミヤマポビー馬、マイルチャンピオンシップサッカーボーイ馬、朝日杯3歳ステークスサクラホクトオー馬、阪神3歳ステークスラッキーゲラン馬、有馬記念オグリキャップ馬と、ニッポーテイオー馬、サクラチヨノオー馬とその半弟サクラホクトオー馬以外はすべて関西馬で、以後25年間、関東馬は関西馬に好きなようにやられて来たのだ。