明日開幕する、第85回選抜高等学校野球記念大会の1~2回戦の組み合わせの多くが決まった。


まずは、初日から。


第1試合

敦賀気比(福井)
沖縄尚学(沖縄)


開幕カードから、北信越大会優勝の敦賀気比と、九州沖縄大会優勝の沖縄尚学との強豪対決となった。


沖縄尚学は4年前、昨年のドラフト会議でソフトバンクに指名されて入団した東浜を擁して優勝して以来の出場となる。


一方の敦賀気比は2年連続の春の大会出場で、福井からは北信越大会準優勝の春江工と共に、24年ぶりの2校選抜となった。


敦賀気比出身のプロ野球選手には、広島の東出がいる。


この試合の勝者が、春夏通じて初出場ながら、近畿大会優勝校の京都翔英と対戦することが決まっている。


京都翔英は宇治市にある学校で、春夏通じての初出場を近畿大会優勝で決めた。


第2試合

履正社(大阪)
岩国商(山口)


春は3年連続出場となる履正社と、春は初出場(夏は出場歴、勝利歴あり)の岩国商(地元では「がんしょう」と呼ばれ、ユニフォームにも「GANSHO」と書かれている)との対戦になる。


履正社が春夏通じて甲子園初勝利を挙げた時の相手が、春優勝、夏準優勝歴のある古豪下関商。


そう、山口勢だったのだ。


山口勢は大阪勢には分が悪くて、勝ったのは23年前の夏の72回大会で宇部商が渋谷(しぶたに:池田市に学校があり、地元で「しぶこう」と呼ばれ、一時期大阪府立校ながら大阪大会で毎年上位に進出し、その年の春の優勝校近大付や春ベスト4の北陽が途中で敗退する中、決勝で後にダイエーに入団した宮田を擁した上宮を下して、初めて甲子園出場を果たした時で、この時のメンバーに、1年生ながらベンチ入りし、試合にも出場した中村紀洋がいたのだ。)を下したことしか記憶にない。


その宇部商も、57回春の大会2回戦、同じ年の67回夏の大会決勝戦で、この時点で既にプロ野球選手並みの実力を備えていた桑田、清原を擁したPL学園に春夏共に敗れた。


桑田、清原って、もう28年前にもなるのか…ガーン


この試合の勝者が、東北絆枠で出場する山形中央と対戦することが決まっている。


第3試合

常葉菊川(静岡)
春江工(福井)


5年前に優勝して以来の出場となる常葉菊川。


この時は、準々決勝で中田(現日本ハム)を擁した大阪桐蔭を下し、決勝戦で共に春初出場だった大垣日大(岐阜)を下しての優勝だった。


この両校、同じ年の夏の大会の準々決勝でも対戦し、この時も常葉菊川に凱歌が上がったのだが、準決勝で野村(現広島)擁する広陵(広島)に敗れ、春夏連覇の夢を絶たれたのだった。


翌年の夏の大会に常葉菊川は決勝戦まで進出したが、0-17と記録的な大敗を喫してしまった。



その時の相手が、奇しくも浅村(現西武)擁した大阪桐蔭だったのだ。


奇遇にも、24年ぶりに福井から2校選抜された春江工が、敦賀気比と共に初日に登場する。


春江駅は、福井駅から金沢、富山方面に向かって福井→森田→丸岡→春江→芦原温泉の順だが、春江は福井市でもあわら市でもなく、坂井市になるのだ。


この試合の勝者が、春2回、夏1回の優勝歴を誇る強豪の報徳学園(兵庫)と対戦することが決まっている。


福井市より東の学校が出場するのは、夏の大会に三国が出場して以来となる。