昨年からG2に格上げされ、エリザベス女王杯へのステップレースに位置付けられたが、エリザベス女王杯が開催される淀ではなく、府中での開催だ。


このレースもグレード別定重量戦だが、基本斤量は54kgで、1年以内にG1を勝っている馬は2kg増、1年以上前にG1を勝っている馬、1年以内にG2を勝っている馬は1kg増のようでで、やはりグレーティングを斤量に反映させているようだ。


しかし、上記に該当する登録馬は3頭しかいない。


今年のヴィクトリアマイルの勝ち馬ホエールキャプチャ馬が2kg増の56kg、昨年の桜花賞馬マルセリーナ馬と昨年のオークス馬エリンコート馬が1kg増の55kgだ。


しかし、マルセリーナ馬は桜花賞、エリンコート馬はオークス以降共に未勝利が続いており、事実上ホエールキャプチャ馬の独り舞台となりそうなメンバー構成だ。


フミノイマージン馬が昨日の京都大賞典に回ったため、よりメンバーが薄くなった。


エリザベス女王杯の勝利で、牝馬G1全レース制覇を目指していたアパパネ馬が屈腱炎で電撃引退したが、今年のアパパネ馬の走りは全盛期には程遠かったので、仮にアパパネ馬が出走したとしても、ホエールキャプチャ馬の方が有力視されたであろう。


アプリコットフィズ馬は典型的な人気先行タイプだし、あとはエーシンリターンズ馬位しかピンと来ないショック!


今のホエールキャプチャ馬に対抗出来るのは、充実著しいフミノイマージン馬と、まともに走った時のジェンティルドンナ馬くらいだろうか。


一昨年、昨年とわざわざ日本にやって来て連覇した、スノーフェアリー馬のようなとんでもなく強い外国の強豪馬が来ない限り、府中牝馬ステークスもエリザベス女王杯も平穏に収まるだろう。


エリザベス女王杯の斤量は定量の56kgで、ホエールキャプチャ馬は本番と同じ斤量で走ることが出来るのも強味だろう。


しかし、これでは別定重量の意味をなさなくなっているように思う。