報道機関によってバラバラだが、一番手には、かつて中日ドラゴンズの監督を務め、現役時代は阪急ブレーブスのエースピッチャーとして活躍し、現役引退後すぐにブレーブスの身売り先となったオリックスの投手コーチに就任し、自身がつけていた背番号17の永久欠番を拒否して長谷川滋利に17を継承させてチームのエースに育て上げた、山田久志さんが候補に上がっている。


山田さんは「自分はともかく、落合のオリックス監督就任はあり得ない。」と述べたようで、今時点で最有力候補とか。


また、新井二軍監督の一軍昇格も検討されているらしい。


新井二軍監督は南海ホークスに入団し、野村克也監督から見出だされて主力選手になったが、野村監督解任に端を発した江夏豊、柏原純一、片平晋作、黒田正宏等、野村派主力選手一掃騒動に巻き込まれて近鉄バファローズにトレードされ、近鉄でも主力選手として活躍し、現役引退後近鉄の指導者となったが、チームの消滅でオリックスに移った。


さらにもう一人は、現日本ハムの福良コーチで、阪急ブレーブスに入団し、阪急→オリックスブレーブスで主力選手として活躍した人だ。


つまり、やはり元阪急→オリックス、近鉄出身の人しか候補に挙がらないのだ。


森脇コーチは、入団したのは近鉄だったが、後に南海にトレードされて、そのまま身売り先のダイエーで現役生活を終え、ダイエー→ソフトバンクでコーチを務め、岡田前監督から招聘されてオリックスのコーチとなった。


近鉄バファローズに入団したものの、南海→ダイエー→ソフトバンクと、ホークスでの生活が長かったので、森脇コーチの監督昇格の線は薄いかな。


山田さん、新井さん、福良さん、森脇さんは、いずれも腹心のコーチを抱えていない人で、オリックスとしては監督にしやすいのだろう。


選手の補強をろくにせず、チームの成績が悪かったら監督に全責任を押し付けてクビにしたり辞任に追い込むの方は、暗黒時代の阪神のやり方そのもので、こんなことをしていては、チームは弱くなる一方だ。


また、複数の人が候補として報道されるのも、監督のなり手がないことを如実に表している。


阪神同様に、将来のチームの姿を描かない=ヴィジョンを作らないオリックス。


1960年代後半から70年代にかけ、西本幸雄監督と上田利治監督の下、パ・リーグの常勝チームだった阪急ブレーブス。


また、阪神淡路大震災が発生した1995年と翌1996年、「がんばろうKOBE」をスローガンに掲げて、仰木彬監督の下現米大リーガーのイチロー、先に引退した田口壮、長谷川等を擁してパ・リーグ2年連続優勝したオリックスブルーウェーブ時代は、強いチームだった。


何だかんだ言っても、関西にフランチャイズを置くチームは、今や阪神とオリックスだけ。


この2チームが、弱体化の一途をたどるを見るのは、正直寂しいしょぼん