府中では最終レースにも重賞競走「ユニコーンステークス(G3)(3歳オープン:ダート1600m)」が行われ、1番人気に支持されたストローハット馬が勝った。


1日2レース重賞競走が行われるのは、昨年は中山競馬が東日本大震災で中止になったために阪神競馬場で何回か行われたが、通常はダービーデーの府中での目黒記念と、安田記念デーの府中でのユニコーンステークスのみである。


ストローハット馬は堀宣行調教師の管理馬で、騎乗したのはU1。


すなわち、安田記念に続いて同一調教師が管理する&同一騎手が騎乗した馬が勝ったのだ。


U1は、昨年阪神競馬場で1日に2つの重賞競走を勝っているので、同一騎手の1日重賞2勝の記録はあるが、私の知る限りでは、同一調教師の1日重賞2勝すら過去に記録がないはずで、もちろん同一調教師&同一騎手による1日重賞2勝は過去に記録がない。


U1は栗東所属だが、美浦の堀宣行調教師が管理する馬に結構多く乗っている。


今日、U1は重賞2勝を含めて、1日5勝を府中で挙げたが、栗東の調教師の管理馬では1勝で、4勝を美浦の調教師の管理馬で挙げた。


栗東所属の騎手が関東エリアに、美浦所属の騎手が関西エリアに行くと、関東では美浦、関西では栗東の調教師が管理する馬に騎乗しないと騎乗数が増えないし、当然勝つ機会も減る。


リーディング上位の騎手の成績を見れば、栗東所属の騎手は美浦の調教師が管理する馬に、反対に美浦所属の騎手は栗東の調教師が管理する馬に多く騎乗し、そして勝ち鞍を挙げている。


特に美浦所属の騎手は、栗東の調教師が管理する馬が関東エリアに遠征することが多いので、栗東の調教師が管理する馬に騎乗する機会が多く得られるか否かによって、成績が大きく変わる。


昨年の調教師勝利数ベスト20には、美浦の調教師は4人しか名前が挙がっていないが、騎手の勝利数ベスト20には美浦の騎手は9人名前が挙がっており、この9人の騎手はやはり栗東の調教師が管理する馬に多く騎乗して、そして勝ち鞍を多く挙げた。


今日、仁川では安田隆行調教師が管理する馬すべてに美浦所属の大野拓弥騎手が騎乗して1勝を挙げたが、大野騎手は来週から始まる北海道シリーズで安田隆行厩舎の主戦騎手に指名されているようだ。


安田隆行厩舎の主戦騎手は厩舎の卒業生である川田将雅騎手だが、川田騎手は夏は中京、小倉を主戦場にするため、北海道(函館、札幌)で騎乗する機会が少ない。


大野騎手が指名された経緯は分からないが、1つでも多くの勝ち鞍を安田隆行調教師が管理する馬で挙げて、指名に応えて欲しいものだ。