優駿牝馬(オークス)は、桜花賞馬ながら単勝3番人気だったジェンティルドンナ馬が、2着のヴィルシーナ馬に5馬身差をつけて圧勝し、アパパネ馬以来の牝馬クラシック二冠馬が誕生した。


私がリアルタイムで知る牝馬二冠馬は、1976年のテイタニヤ馬、1986年のメジロラモーヌ馬(三冠)、1987年のマックスビューティ馬、1993年のベガ馬、2003年のスティルインラブ馬(三冠)、2009年のブエナビスタ馬、2010年のアパパネ馬(三冠)、そしてジェンティルドンナ馬の8頭となったが、ジェンティルドンナ馬以外は桜花賞の時のスティルインラブ馬を除き、すべて単勝1番人気に支持された馬が勝っており、桜花賞、オークス共に単勝1番人気に支持されなかった二冠牝馬は、私は知らない。


また、桜花賞とオークスで鞍上が違う二冠牝馬も、私は知らない。


馬主や厩舎サイドの都合でなく、岩田康誠騎手騎乗停止処分による乗り変わりだが、異例の二冠牝馬誕生となった。


石坂正調教師、川田将雅騎手共にオークス初制覇で、川田騎手は初の牝馬クラシック勝ちとなった。


また、桜花賞→オークスの1着、2着が同じ馬、同じ着順だったのは、1993年のベガ馬→ユキノビジン馬(この時は、3着も二冠牝馬マックスビューティ馬の初仔マックスジョリー馬で、桜花賞→オークスの1着、2着、3着までが同じ馬、同じ着順だった)以来となる。


どうしても、姉ドナウブルー馬が比較対象となり、妹ジェンティルドンナ馬はクラシックホースの器ではないと思っていたが、二冠牝馬に輝いた。


また、ディープインパクト馬産駒は、昨年の桜花賞馬マルセリーナ馬、昨年の安田記念馬リアルインパクト馬、今年の桜花賞馬ジェンティルドンナ馬と、すべてマイルのG1を勝っていたが、ジェンティルドンナ馬が初めてマイル以外のG1を勝った。



ちなみに、単勝1番人気に支持されたミッドサマーフェア馬は13着、私の本命馬キャトルフィーユ馬は14着と大敗した。


メジロラモーヌ馬とマックスビューティ馬は、桜花賞トライアル→桜花賞→オークストライアル→オークスを全部勝ったが、年号が平成に変わってからは、桜花賞上位入線馬はオークストライアルを使うことがほとんどなくなったため、マックスビューティ馬以降、オークストライアルを勝ってオークス本番も勝ったのは、アパパネ馬と同着でオークス馬となったサンテミリオン馬だけなのだ。


キャトルフィーユ馬は忘れな草賞の勝ち馬で、7番人気と穴馬の域を脱しなかったが、トライアル勝ちのミッドサマーフェア馬が、桜花賞馬ジェンティルドンナ馬や2着馬ヴィルシーナ馬を差し置いて、1番人気に支持されたのかが不思議でしようがない。


ハッキリ言って、ミッドサマーフェア馬はジェンティルドンナ馬以上にクラシックを勝てそうな血統、器の馬ではないし、2400mが向いている血統でもない。