ラスト3ハロンを最速の上がりで走ったゴールドシップ馬が勝ち、私の応援馬ワールドエース馬は2着だったが、上がりタイムがゴールドシップより遅く、内容は「完敗」だった。


ディープインパクト馬の産駒は、実はまだマイル戦のG1ホースしか輩出していない。


昨年の桜花賞馬マルセリーナ馬、昨年の安田記念の勝ち馬リアルインパクト馬、そして今年の桜花賞馬ジェンティルドンナ馬


ゴールドシップ馬は父ステイゴールド馬、母の父メジロマックイーン馬だから、昨年の三冠馬オルフェーヴル馬とまったく同じ血脈だが、オルフェーヴル馬が父ステイゴールド馬の栗毛を受け継いだのに対し、ゴールドシップ馬は母の父メジロマックイーン馬の芦毛を受け継いだ馬なので、見た目はずいぶん違う。


稍重発表とは言え重に近い稍重だったようなので、ガサのないディープインパクト馬産駒ではタフな馬場コンディションがこなせず、タフな馬場もこなすステイゴールド馬産駒が勝ったように思った。


ゴールドシップ馬を管理する須貝尚介調教師は、現役騎手時代はG1を勝てなかったが、調教師として初めてG1を勝った。


また、ゴールドシップ馬の鞍上のウチパクさんは、オウケンブルースリ馬で菊花賞を、エイシンフラッシュ馬でダービーを勝っているので、これで牡馬三冠レースをすべて制した。


しかし、美浦所属の騎手ながら、すべて栗東所属の馬で牡馬三冠レースを勝っているのだ。


須貝尚介調教師は、現役騎手時代は1990年の皐月賞馬ハクタイセイ馬の主戦騎手で、前哨戦のきさらぎ賞を勝ったのだが、その時点で中山競馬場で騎乗したことがなかったことを理由に皐月賞本番は南井克巳騎手(現調教師)に乗り変えられたし、父の須貝彦三元調教師の管理馬ホクセイシプレー馬に騎乗して毎日杯で2着に入り、皐月賞に出走出来る収得賞金を得たのだが、皐月賞の前の週のレースで失格、騎乗停止になったため、皐月賞本番は故岡潤一郎騎手が代打騎乗する等、現役騎手時代には皐月賞に騎乗する機会がなかったのだった。


ハクタイセイ馬は初めての芦毛の皐月賞馬だったが、それ以降も芦毛の皐月賞馬は1998年のセイウンスカイ馬のみなので、14年ぶりに芦毛の皐月賞馬が誕生した。