第1試合

九州学院(熊本)6
女満別(北海道)0


第2試合

健康福祉大高崎(群馬)9
天理(奈良)3


第3試合

神村学園(鹿児島)9
石巻工(宮城)5


第1試合は、九州学院が21世紀枠&オホーツク海沿岸の市町村の高校として40年ぶりに春の大会に出場を果たした女満別を完封し、今春最初のシャットアウトゲームとしました。


第2試合は、昨夏は一回戦で愛媛の強豪今治西を下した健康福祉大高崎が、今春は一回戦で近畿の強豪天理に大差をつけて、圧勝しました。


第3試合は、九州チャンピオンの神村学園が、21世紀枠&東日本大震災で被災した宮城県石巻市から春夏を通じて初出場を果たした石巻工の粘りに苦しみながら、九州チャンピオンの底力を見せつけて逆転勝ちしました。


石巻工は前半は4-0とリードを許しながら、相手守備陣の乱れに乗じて4回裏に一気に5点を取って逆転しましたが、5回表に神村学園が5点取り返して再逆転し、そのまま押し切りました。


敗れた石巻工の主将阿部翔人君の昨日の選手宣誓は、甲子園で生で聞きましたが、その文言に思わず涙が溢れてきましたしょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん


17年前の阪神淡路大震災から2ヶ月後に行われた、春の大会(第67回)時は、甲子園球場の横を走る阪神高速道路3号線(神戸線)が橋脚の倒壊や橋桁の落下等で不通だったし、やはり球場の横を走る国道43号線が被災地への救援物資緊急輸送経路に指定されていたため、関西圏以外の各出場校の応援団は大阪市内でバスを降りて、当時は御影~岩屋間が不通で、梅田~御影間で折り返し運転をしていた阪神電車に乗って、甲子園にやって来てました。


関西圏より西の地域から出場し、甲子園にやって来た生徒の中には、被災地のあまりに生々しい惨状を目にして、思わず涙をこぼした人もいたとかしょぼん


ブラスバンドの楽器は、関西圏の出場校が、他の地域の出場校に貸し出してました。


同様の措置は、その年の夏の大会(第77回)時にも取られました。


東日本大震災で被災した地域の中には、復興はおろか、復旧がようやく緒についた地域も少なくないだろうが、阿部君のような前向きな若者たちの手で、必ずや復興を遂げるものと信じて止みません。


明日の第1試合では、17年前に阪神淡路大震災で被災した淡路島の洲本市にある洲本(兵庫)が、淡路島とは鳴門海峡を挟んだ徳島県鳴門市の鳴門と対戦します。


洲本は、大会歌となって今年で20大会目を迎えた「今ありて」を作詞した阿久悠さん(故人)の母校で、きっと明日の試合を見守っていることでしょう。


洲本は、26年前は優勝候補筆頭だった拓大紅陵(千葉)に緒戦で敗れたので、59年前の初出場初優勝以来の緒戦突破を目指す。


鳴門(徳島)は、今回32年ぶりの出場となるが、32年前は島田(元ロッテ)-秦(元ヤクルト)と、後にプロ野球の主力選手となったバッテリーを擁して出場しながら、やはり後に近鉄バファローズで守護神として活躍した石本を擁した滝川(兵庫)に緒戦で敗れた。


鳴門の緒戦の相手洲本が、32年前と同じ兵庫県勢と言うのには、何か因縁めいたものを感じる。


一昨年夏は、春夏連覇を果たした興南(沖縄)に緒戦で敗れており、春夏通じて32年ぶりの勝利を目指す。