世間がまだ給料日前のためか、お客さんが少なく、夕刻市も低調だった。


明日、五十日セールがあるのを、周辺に住むお客さんが知ってるので、今日はお客さんが少ないだろうと店長も話していた。


ところが、そんな日に制服の巡回警備員だけでなく、私服のGメンが入っていたでは…。


メンとは言えこの方は女性だが、メチャ暇そうだった。


Gメンを入れるなら、明日やろうに…。


明日は、初めて仕事をしに行く所だ。


富田林市の商業施設の近くの工事現場だが、商業施設に行く車と工事現場に行く車のルートが途中まで同じなので、商業施設に行く車が誤って工事現場に入ることがないよう、振り分ける作業をするのだ。


工事の車は、業者の人が判別して振り分けてくれる。


私は、それ以外の車=商業施設に行く車に「いらっしゃいませ~!!」と声をかけるだけ。


ところが、この商業施設の場所がどの駅からも遠いのだ。


一番近い、近鉄長野線川西駅からでも1.6km もあり、近鉄長野線富田林駅、南海高野線金剛駅からは約2㎞ある。


職場は「歩いて行け」と言ったが、ヘルメットや弁当を持って行かなアカンのに、アホらしくて歩いてなど行けないので、金剛駅から自腹切ってタクシーで行く。


寒い中トボトボ歩いて、風邪でも引いたら、タクシー代より高い医者代払わなアカンし、風邪引いても仕事を休めない位に人手不足やからねぇ…。


ここの仕事は1月半ばまであり、初めは社用車が与えられている人だけが担当していたが、職長得意の逃げ口上「人手不足」を理由に、まず自家用車を持つ人に担当を拡大し、ついに私のように社用車が与えられていない&自家用車も所有してない者まで担当させられることになった。


実は、鳳の親分と堺市内での住宅工事の仕事が早く終わった時に、いずれ当たるであろうと思い、下見しに富田林まで行っていたのだ。


仕事の内容は至って簡単と思いきや、標識も手前に多数立てているにも関わらず、何でと思うくらい間違って工事現場に入ろうとする車が多いので、まったく気が抜けないのだ。


しかも、工事をやってる間はトイレにすら行けない。


1人現場なので、交代要員がいないのだ。


のど飴をなめると喉が乾くため、水が欲しくなるが、水を飲むとトイレに行きたくなるので、水分摂取は控えなければならない。


ちなみに、工事車両の出入りが終われば、入口をカラーコーンとバーで仕切り、工事業者の人は中に入ってしまう。


しかし、カラーコーンとバーを壊してまで、間違って工事現場の中にに入ってしまいながら、逆キレしたオバハンがいたので、工事業者の人が中に入ってからからも、工事をやっている間は工事現場に一般車両が入らないよう、振り分けなければならない。


ハウジングの現場と違い、トイレが近傍にないので、メチャ大変なのだ。