今月は、三重県鈴鹿市に出張し、今日は危うく愛知県名古屋市に緊急出張させられるところだった。


実は、三重県鈴鹿市に弟がいるのだが、私が出張した日は弟ももちろん仕事で、弟と顔を合わせることはなかった。


その弟は、普段は出張がない勤務先なのに、来月富山県砺波市(南砺市?)、宮崎県都城市、2回も出張することになったらしい。


しかも、どちらもかなり交通の不便なところである。


三重県鈴鹿市から富山県砺波市(南砺市)に行くには、白子から近鉄で名古屋に出て、名古屋から特急「しらさぎ」で高岡まで行き、城端(じょうはな)線に乗り換えて砺波か福光に行くルートしかなかろう。


車での送迎があるなら、金沢から湯涌温泉の近くを通って行くルートもあるが…。


三重県鈴鹿市から宮崎県都城市へ行くには、津へ出て船で中部国際空港へ行き、航空便で宮崎空港か鹿児島空港に行き、リムジンバスで都城市(都城市は、宮崎空港と鹿児島空港のほぼ中間にあり、どちらからでもかなり遠い)へ行くことになるが、こちらは宮崎空港からの送迎があるらしい。


弟は、私同様旅行好きだが、飛行機が苦手らしく、富山への出張は列車しか移動手段がないが、宮崎への出張に列車では無理かと尋ねてきた。


富山は何と日帰り、宮崎は2泊3日の出張らしいが、鈴鹿から名古屋まででも1時間近くかかる。


名古屋から高岡は、「しらさぎ」で2時間半位だが、高岡からの城端線は典型的なローカル線で運転本数が少ないので、金沢あるいは高岡から車での送迎を依頼するようだ。


名古屋から都城へ行くには、新幹線で新大阪、または博多から九州新幹線で鹿児島中央へ出て、特急「きりしま」で都城へ行けなくもないが、時間がかかり過ぎる。


名古屋から博多まで3時間少々、博多から鹿児島中央まで1時間半少々、鹿児島中央から都城まで約1時間半。


移動に7時間もかけるなら、航空便を使えと言われるのは目に見えているので、渋々飛行機に乗ることにしたようだ。


私は、1度出張を拒否したことがある。


大阪から日帰りで山梨県甲府市(と言っても、甲府から車で石和の近くまで行く)に行って、検品をしてくれと言われたが、私は時間的に日帰りは無理で、宿泊でなければ行かないと拒否した。


大阪から甲府に行くには、新幹線で静岡まで行き、在来線で身延線経由で行くか、いっそのこと東京まで行き、新宿から中央東線の特急で行くかのどちらかだが、移動に要する時間と、現地での検品業務に要する時間を考えると、ハナから日帰りなど無理だった。


施工業者は当時の上長にも声をかけ、石和温泉で接待するので1泊で来てくれと言われたが、上長が下戸(まったく酒が飲めない)であることを施工業者が知らなかったようで、上長が「それなら自身は行かないし、部下(=私)も行かせない。」と言った。


実は、機器の製造メーカーがこちらが指示した「納入仕様書」とはまったく異なる商品を納入し、それに施工業者がまったく気がつかなかったと言う、極めてお粗末な事件を生んだ。


実は、施工業者も甲府(石和)に検品に行かず、メーカー任せ切りにしていたのだった。


しかも、このことが施工業者から部長の耳に入ってしまったのだ。


もちろん、部長は施工業者が職務怠慢極まりなかったので厳しく叱責したが、その後上長を呼び出し、私を検品に行かせなかったことも厳しく追求したようだ。


アホな施工業者が言い逃れするため、上長が接待付きなら行かないと言った等の顛末を、すべてバラしてしまったのだ。


実は、施工業者の社長は元々は部長の部下(部長が次長の時、課長だった)で、その社長の部下(係長)だったのが、私の当時の上長(課長で係長兼務)だったのだ。


かわいそうに、この上長はこの責任を取らされた格好で、他部に左遷されてしまった。


たかが旅費の1泊分ケチって左遷するとはと思ったが、部長は部下や施工業者の言うことに耳を貸さなかった&接待を拒否した上長も、職務怠慢と判断したのだろう。


あまりに値切り過ぎると施工業者が手抜きするので、私は手抜きをしない程度の適正な査定をしたし、それを認めたのは、上長であり部長であったのだ。


施工業者はそれでなおかつ職務怠慢こいたのだから、本来なら除名、出入禁止にしたいところだが、如何せんこの施工業者は、 100パーセント子会社だったのだ…。