競馬の祭典と呼ばれる「日本ダービー」。


私は、1991年、1996年、そして昨年と、3回現地観戦したが、現地で観戦した者でないと分からない、独特の雰囲気となるのだ。


そのせいか、過去にダービーを勝った騎手の年齢を見ると、20代の騎手はほとんどおらず、30代、40代が大半を占める。


平成元年以降、ダービーを勝った馬、騎手と勝った当時何十代だったかを列記しよう。


ウィナーズサークル
郷原洋行(40代)

アイネスフウジン
中野栄治(40代)

トウカイテイオー
安田隆行(40代)

ミホノブルボン
小島貞博(40代)

ウイニングチケット
柴田政人(40代)

ナリタブライアン
南井克巳(40代)

タヤスツヨシ
小島貞博(40代)

フサイチコンコルド
藤田伸二(20代)

サニーブライアン
大西直宏(30代)

スペシャルウィーク
武豊(30代)

アドマイヤベガ
武豊(30代)

アグネスフライト
河内洋(40代)

ジャングルポケット
角田晃一(30代)

タニノギムレット
武豊(30代)

ネオユニヴァース
ミルコ・デムーロ(20代)

キングカメハメハ
安藤勝己(40代)

ディープインパクト
武豊(30代)

メイショウサムソン
石橋守(30代)

ウオッカ
四位洋文(30代)

ディープスカイ
四位洋文(30代)

ロジユニヴァース
横山典弘(40代)

エイシンフラッシュ
内田博幸(30代)


20代でダービーを勝ったのは、藤田伸二騎手とミルコ・デムーロ騎手だけ。


シンザンまで遡っても、20代でダービーを勝ったのは、ダイシンボルガードの大崎昭一騎手、ヒカルイマイの田島良保騎手(23歳時で、これが最年少ダービージョッキー記録)位で、あとは皆30代、40代だ。


ちなみに、シンザン以降、ダービーを2回以上勝った騎手は、下記のとおり。


武豊
スペシャルウィーク
アドマイヤベガ(連覇)
タニノギムレット
ディープインパクト
(4勝:連覇1回:現役最多)


四位洋文
ウオッカ(64年ぶりの牝馬優勝)
ディープスカイ(連覇)
(2勝:連覇1回)


小島貞博
ミホノブルボン
タヤスツヨシ
(2勝)


郷原洋行
オペックホース
ウィナーズサークル
(2勝)


小島太
サクラショウリ
サクラチヨノオー
(2勝)


増沢末夫
アサデンコウ
ダイナガリバー
(2勝)


大崎昭一
ダイシンボルガード
カツトップエース
(2勝)


シンザンまで遡っても、ダービーを2勝以上した騎手はたったの7人で、武豊騎手の4勝以外は、皆2勝。

武豊騎手の父、武邦彦騎手(ロングエース)を始め、加賀武見(クライムカイザー)、岡部幸雄(シンボリルドルフ)、柴田政人(ウイニングチケット)、南井克巳(ナリタブライアン)、河内洋(アグネスフライト)等、リーディング・ジョッキーになったことがある騎手でさえ、1回しか勝てなかった。


福永洋一騎手は1回もダービーを勝てなかった(カンパーリでの3着が最高)し、息子の祐一騎手もまだ勝っていない。


それだけ、ダービーを勝つのは難しいことであり、過去に勝った騎手、負けた騎手の悲喜こもごものエピソードは、数多くあるのだ。

今年は、有力視されるであろう馬に、まだダービーを勝っていない騎手が多数騎乗するので、誰がダービージョッキーへの仲間入りをするのか、また過去にダービーを勝った騎手がまた勝つのか、興味は尽きない。