食べることは大事だと思います。
福祉の仕事をしていると、例えば、デイサービスなんかでは、お爺さんやお婆さんが、お昼ご飯を楽しみにしてます。障がい者のグループホームでは、朝晩の世話人さんが出す食事を楽しみにしています。
でも、毎日美味しい食事が提供される訳でもなく、運営側もできるだけ予算を抑えたいと考え、時に、いや特に朝食は、粗末で質素なものになりがちです。

カロリーや栄養バランスを考えた食事提供は、非常に大切なんですが、好みの問題が必ず出ます。
児童の給食なら、"好き嫌いなく食べましょう"とでも言って、場を納めることはできても、大人相手にそんな事言ったら、"毎日、不味いもん食わせやがって‼️"と、大荒れになります。特にお年寄り相手では・・・・。

幸い、今の職場以外では、食事問題は、事業所のテーマとして、今までは取り組んで来られました。しかし、今の職場では、全くちんぷんかんぷん。正直、テーマにする以前の問題で、関わりたくもありません。


私は、元々、料理やお菓子を作るのは好きです。なので、この様に時間があれば作っています。でも、ただ作るのは凄く大変ですし、時間も掛かります。


私と同じように、忙しい方にも、難しいことが苦手な方にも、簡単に作れるものをと考えています。


基本的に施設のスタッフさんや、利用者さんが簡単に作れるもの

ホットケーキミックスさえあれば、パンでもケーキでも、クッキーもピザも出来ます。

元々、ホットケーキミックスで生地を作り、ピザ擬きを焼いていたのですが、この生地がパン擬きに丁度良かったので、惣菜パンを作ってみました。

ホットケーキミックスで作る惣菜パン擬きは、パン生地とは異なります。パン生地は、焼けばふっくら仕上がりますが、ホットケーキミックスは、その反対で、ズッシリします。そのため、惣菜パン擬きにすると、食べ応えがあるし、お腹に溜まる感があります。つまり、小さくても満足感が得られます。

上の写真で、奥のソーセージパン擬きと、手前のベーコンマヨチーズパン擬きの2つを食べると、充分お腹が満たされます。


見た目はパンと変わりませんが、結構ズッシリしています。

このパン擬き6個作る時間は、焼き上がりを含めても1時間も掛かりません。小規模デイサービスのおやつなんかには、ピッタリかなと思います。


もう一つ、ヘッダーの写真のちくわパン擬きは、ソーセージパン擬きと作り方は同じです。これは、ホットケーキミックスとの相性が抜群で、私は、もういつでも作って食べたいくらいです。

ちくわの穴に、チーズを入れたり、マヨチーズを入れたりして焼くと、凄く美味しいです。

チーズが溶けている熱いうちに食べるのが良いです。


関わる人と温かい食事を食べることは、お腹だけでなく、心も満たされますね。