朝 保育所おはなし会 に出かけようとしたとき

 

 ちょうど9時前 Sさんから ライン電話が・・。

 

嫌な予感で 胸が締め付けられました。

 

やはり 武ちゃんの急な旅立ち の 知らせでした。

 

昨夕 武ちゃんのオクサン みっちゃんと 武ちゃんの様子を聞いていたのです。

 

「二日前から いつもの状態でないけど 元気になったら 

 

連絡するね」と いつもの 快活な みっちゃんでした。

 

でも その後も ずっと 気になっていましたから。

 

Sさんと 泣きました。

 

でも 「おはなし会が 終わったら お顔見に行かせてね」と

 

急いで 電話を切りました。

 

こんな時でも 屈託のない 小さな人たちとの おはなし会は

 

やはり 素敵な時間でした。

 

「今日は 今年度 最終おはなし会なので いつものお返しです」と

 

4才 5才児 たちが 「きみいろ」という歌を 元気に歌ってくれました。

 

ときどき ふと 気持ちが 憂う瞬間がありましたが

 

一所懸命 私たちの目を見つめながら 歌う彼らが 可愛かったです。

 

本来なら ここで 一緒に歌を聴いているはずだった お話し仲間の 三枝子さんは

 

1月12日に 旅立ってしまい

 

また こうして 平和授業の仲間の 武ちゃんを偲んでる現実が つかみがたく

 

夢の中にいるような私でした。

 

保育所を 出た 途中で お花を 買い求め まっすぐ 武ちゃんお宅へ向かいました。

 

みっちゃんを 一人にさせないでおこうと すでに

 

何人もの 若い人たちが 詰めていて 私も迎えてくれました。

 

細くなっていた武ちゃんでした。

 

「千代野ちゃん 平和授業 ずっと 一緒に やっていくんだよ」と

 

あんなに 度々 言っていた武ちゃんが 志半ばで 力尽くなんて・・。

西宮 原爆被害者の会 代表 武居勝敏 さん。

 

これは 総会の時の 写真です。

 

ハグしたり 握手したり と 本当に 熱い方でした。

 

私の 授業中の原爆詩 朗読を 聞く度に涙されるのです。

 

そして「すばらしいよ 千代野ちゃん」と 中学生たちの前でも おっしゃるのです。

 

「今年は 行く小中学校を 増やしたい」と と 雄弁に 語っていました。

 

今日 武ちゃんが眠ってる 山茶花の見えるリビングには 

 

その関連の資料が山と 積み上げて有りました。

 

無念だったろうな 武ちゃんと 哀しみがこみ上げました。

 

↓ 昨年12月は 車椅子には なっておられたが 中学生300人対象の講演も され

 

 回復を信じて疑わなかったのに・・いつも笑顔で エネルギッシュな方でした。