今日は いよいよ 地元小学校おはなし会の最終日。
1年生4クラスを 2時間目3時間めに、2回に分けて実施。
本当に可愛くて 素直な彼らでした。
「のはらうた1」の詩を楽しみ
20分もの長尺の「番ねずみのヤカちゃん」には 大いに笑ったり 息をひそめたり
岡本あゆみさんの「うさぎのいえ」では ずるがしこいキツネに翻弄されるうさぎを
心配げに見守りつつも 納得のエンドに 安堵。
怖いジャンピングストーリー「白い家の老人」に静まり返ったあとの飛び上がり!
落語 寿限無版の 「長い名の息子」には 「すごい!」 と 目を丸くしながらも
大喜び・・。
退室する彼らの 「もっかい聞きたい」「また聞きたい」のつぶやきが
可愛い、うれしかったですよ。
先生も 「絵の無いお話し ひきこまれたね!」と生徒たちに。
↓ろうそく消し。 今日は 「消したい人!」の 私の問いに
素早く 手を上げた人 あるいは 腕を直立にあげて 消したい感がみなぎってる人
を 選びましたよ
↓ 「番ねずみのヤカちゃん」に大喜び、 大笑いの彼らです。
ところが 市?の 警報訓練が 突然放送され1分ほど 中断してましたら
生徒たち まったく気にせず「早く 続きして」と 促されました(笑)。
↓ 岡本あゆみさんが 語っています。
「生徒たちの顔を見て語れるようになりました」と彼女。
力を抜いた語り 伸びやかな声が魅力です。
ところで 今朝 私は お話しの出典となる1冊の本を持参できませんでした。
それが残念だと伝えると 彼女は「私 その本持ってますから取りに帰ります!」
と 10分も経たずして 自宅から持ってきてくれました。
なんと 有難い!女神か菩薩か と 心から感謝しましたよ。
1月10日から始まった 地元小学校全学年おはなし会は
本日で 終わりなので
校長先生に ご挨拶をしてきました。
「3年ぶりの開催に職員たちが 喜んでいます、この学校は 贅沢です」
と 言って頂きました。
今回は 先生がたの強いご希望でも 有り 2クラスづつにまとめてくださったり
実施時間を統一してくださったり
部屋の準備 暖房も 教頭先生が してくださったりと
有難尽くしでした。
そして お手伝いに入って頂いた 岡本あゆみさん 尾形京子さんの
若い語り手さんも よく動いてくださいました。
お二人共 コロナ以前の 私の こちらでの おはなし会にずっと見学に
みえていた方で その熱さ真摯さに 感心しました。
( こちらの学校の図書ボランティアさんでも有ったので
『特権を使って千代野さんのおはなし会の見学続けました」と、彼女たち)
尾形さんは 私の講座の元受講生さん で 活動歴も長く
岡本さんは 梅花大学児童文学科の出身でも あり児童書 絵本への造詣も深くと
お二人して 強力な助っ人 登場で 本当に助かりました。
これからも よろしくお願いしますね。
そうそう 西宮図書館段上分室にも お話し出典リスト提出して
本をそろえていただいていますが 職員さんが
「2年生が 借りに来ました」と 教えてくださいました。
嬉しいです。
その本は 「ホットケーキ」 松岡享子 やく 東京子ども図書館刊 でした。
2年生が あれだけ 喜びに沸いてた おはなしですからね。