ケンタウルスの丘(6)謎の主任 | 人生、わははのは!

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全ての流れは無駄では無く、計画通り。
ならば、わははと笑って楽しく生きようではないか!

大半の職員と食堂の職員1人もが居なくなった施設に
ペーペー職員私たち2名と看護師とパート職員で
ドタバタな毎日が怒濤の様に過ぎ去った。

大変かと思いきや、案外楽しくて
朝6時から夜6時迄残業も苦には思わない程だった。

ココに来て1ヶ月も経たないのにこんなにも大騒ぎ。



「環境が悪い」

そんな事言っていたが、そうは感じない。
自分がどこに集中して何をどう捉え感じるかなんて
そんなのは気持ちや考え次第だと確信したワケである。





そんな月末のさなか、社長に呼ばれ
毎日毎日懸命な仕事に対し
ねぎらいの言葉とこんな事を言い始めた。



こんな事になり申し訳ない。
来月頭に新しい人材が来てくれるから
少しの間頑張って欲しい。




そしてその新しい人材とは。
先月この施設を辞めた男性職員だそうだ。
こんな事態になり急遽お願いしたとの事。
とても利用者さん思いのよく働く、辞めて欲しく無かった人材なので
「主任」と言うポストを用意して戻って来てもらう事にしたらしい。




そんな絶賛な方が来てくれるなんて
期待が膨らんだ。






そんな中、ある噂を耳にした。



現時点で残った1年以上勤めるパートの方と看護師、
そして食堂のパートの方から色んな話を聞かされた。
詳しい経緯は聞かなかったが
この期待されている「主任」はあまり評判が良く無いらしい。

同時に、利用者さんからも「イヤだ」と言う
不安な声がたくさん上がっていた。



「主任」だよね?
良い人材じゃなかったっけ?





まぁ。

人それぞれのやり方が違う様に
色んな見方は有る訳で。


社長から見る「主任」と
職員や利用者さんから見る「主任」は
どれだけ違うのだろうか。
しかしながら。
噂だけでこんなに天と地の差があるのは謎だ。

もしかすると、「主任」と言うポストからくる
ただ単に妬みからくる物なのかもしれないし
噂で人を判断するよりも、実際関わってみなければ
解らない事だろうとあまり鵜呑みにせず
流されなかったのである。




期待半分、恐怖半分。


また、何か起きなきゃいいけど。。。。












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