先月から公開されている
スタジオジブリ最新作「君たちはどう生きるか」
作品のストーリー等に関しては、色々と話題になってますが、
ジブリ長編作品としては初のDolby Vision/Atmos作品。
実は、アニメでDolby Visionと言うのは、
かなり凄い事なのですが
それに関しては余り話題になっていない...
昨日、技術面に関して
スタジオジブリの奥井さん、古城さんのインタビュー記事で
その辺りの事が語られています。
記事にも書かれていますが、
私が映像技術の仕事をしていた時ですが、
映画がフィルムから、デジタルに切り替わる時期に
アニメ関係の技術の方から、明るさ(輝度)に関して
フィルム時代の透過光の様な表現が上手く出来ないと言う話は
うかがってました。
でも、今はアニメーションもフルデジタルで製作されており
映像のビット深度は通常8bit内で製作されているので
そんな話は聞かなくなったのですが...
ジブリの奥井さんは諦めて無かった見たいですね!
日本のアニメは、8bit内での色深度で色指定して
セル画(線画)にデジタルで色を付けて行く為、
HDR化と言うのはこれまでは行われ無かったはず。
特に、Dolby Visionは、色深度が12bitで明暗の差4096段階。
輝度は、最大10000nitまでの表現が可能で、
これをアニメで行う事は、かなりのチャレンジであったと
思います。
※3Dアニメでは2Dアニメと違いオブジェクトに光を当てて
レンダリングしているのでHDR化は可能。
もう少し、日本のアニメ業界は技術的な側面も
積極的にアピールすると良いのですね!
それにしても、
Dolby Visionだとちゃんと黒の表現が出来るので
一度観てしまうと、通常の映画館での違和感が凄いですね。
では!
