宮部みゆきさんの「杉村三郎シリーズ」

 

しばし間が空いてしまっていたので、

本当はもう一度読み直してから、

この作品に進みたかったな・・

しかも、この前作「希望荘」は

おそらく読んでいなかった!・・だろう??ということも、判明(笑)

・・記憶、曖昧です・・・(^◇^;)

 
そんな状態ではありましたが、
やはり面白かったです。
 
 
杉村三郎vs.“ちょっと困った”女たち。
自殺未遂をし消息を絶った主婦、
訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザー。
『希望荘』以来2年ぶりの杉村シリーズ第5弾!
 
3つの短編が収録。
 
1話目の「絶対零度」は
読み進めるほどに、やりきれない気持ちになりました。
設定は違えど、現実にも事件として、
起こり得るだろうことが推測されるだけに、
ラストにかけて、怒りと悲しみでいっぱいに。。
 
2話目、3話目も、
どこかで会っているかも、すれ違っているかも、
そんなどこにでもいそうで、いないようで、
ざわざわ心に来る、登場人物たち。
 
久しぶりの宮部みゆきさん。
重たく、辛い余韻。
でも、魅せられるのです。
 
・・近々「希望荘」読みたいな。