九段中等教育学校が、3年生から4年生になる際に、18名の生徒を外部に出したと言うことで
批判されている記事が夕刊の1面に載りました。新聞の主張としては、6年一貫教育をうたって
入学させながら、途中で投げ出すのはおかしいと言うことでしょう。
九段中等教育学校は、他の都立の中高一貫校と同様に公立の復活をかけた学校たちです。
私立の一貫校と同様柔軟なカリキュラム作りが認められています。その割に入学試験による選抜は禁止。
そのため適性検査というテストで選抜をします。入学後は主に学力の向上です。ですから、その点を考えても入り口の適性検査が意味のないおかしなものとなっているわけです。
ただ、都民向けの表向きは全人間教育・・・
しかし授業は、かなりのスピードで中学の範囲をすっ飛ばし、高校の範囲に入る。
(こういうカリキュラムについてこれる生徒の選抜になっていない。適性検査は、
暗記でなくじっくり考えて正解を導くというような問題です。じっくり考える生徒をとって
中ではあまり考える時間を与えずどんどん進む。)
小石川中等教育学校の生徒保護者のブログなどを見ると、中学の範囲はほぼ適当に
(というか、塾のような学習スタイルで、問題演習が多いとか)進み早く高校範囲に
入り大学入試対策をしたいという感じのようです。数学科の私とすれば
中学時代の数学を教科書の暗記で問題演習ばかりやっても数学は出来るようにはなりません。
(入試の点数だけを考えればとれるかもしれませんが・・・)
せっかくの、中高一貫校で意欲の高い生徒が多いのですから、本質的な数学を
やった方が結局は数学が出来るようになります。
記事の最後にどこかの大学教授が6年間の一貫教育をうたっている学校が途中で生徒を
投げ出すのは教育放棄だというコメントを載せていましたが、この教授は何も知らないまま
コメントを求められ、答えたんだろうなと思います。もし、そうでないのであれば
九段のことを何も知らない教授が勝手なことを言っているという感じがします。
(まあ、教育評論家などにはよくある新聞社の意図に合わせた適当なコメントです。)
記事の中にもちょっと書かれていましたが、外に出た生徒は授業もちゃんと聞かない
宿題もやらず、補習にも出ないという。
そういう生徒は一貫校にいてもしょうがないと思います。
入学前の説明会から勉強は大変だと言うことは聞いていたと思います。
また、一貫校になって今までの九段高校のレベルかそれ以上を基準にするでしょうから
それについてこれないと思われる生徒には、早めに中堅あたりの都立高校に進学する
道をつけてあげる方が親切です。何も言わずに高校課程に進めて、そこで単位が取れず
留年だ退学だという方がよほど教育的ではないです。
(私立では途中での転校はよくあることですが・・・)
また、その生徒のためにカリキュラムを変えてゆっくりやるというのも、最初に示して
それを見て入学してきた他の生徒にとって嘘になりますから出来ないですね。
ただ言えることは現在の九段レベルの学校で、先取りをやり過ぎるとついて行けなくなるのは
当然の結果です。見直しをして、生徒の実情に合わせた進め方をした方が、最終的には
良いと思います。
都立の何倍ものお金を使っているというのであれば、土曜日に予備校教師を使って
授業をやるのも良いですが、部活動の道具の充実や図書館の整備、グランドの拡張など
生活環境を良くして、その上で学習環境を整える。補習の教室もそうですが、自習室を整え
(予備校のように)勉強をしたい生徒はそこでじっくり勉強できるようにするなど。教員は
多く配置しているようですが、質の高い教員をそろえないと意味がないです。
都立高校の異動の要項では、中高一貫校は、島や定時制と同じグループに入っています。
ですから、島や定時制に行きたくない先生が希望してくることが多いようです。
意識の高い教員は進学重点校のグループに異動していくようです。
こういうニュースが流れると(というより中にいれば聞こえてくるのでしょうが)
九段に行きたいと考える先生もへり結局は質の低下につながりかねません。
いっそうのこと、一般教員の2倍位の給料を提示して先生を集め、そういう先生方に
授業だけでなく、土曜日の講習等もやってもらえばいいのです。
質の高い先生ならば、予備校の先生と変わらないかまたは本質的な授業はそれ以上に出来る
でしょう。その上に、毎日授業で接していれば、1人1人の生徒がどこがつまずいているのか
把握できています。そのためどんな補習をすれば良いかが分かります。
九段の予算でも、OECD各国の平均程度の学校にも劣るのではないでしょうか。
日本の教育費にかける国の予算の割合は低いですから・・・
いずれにしても、お金をかけられるということは、色々なことが出来るということですから
(多くの学校はお金がなくってやりたいことが出来ないわけですから、)
教員の方もいろんな学校を視察するなど勉強して、日本の中高一貫校の見本となるような
教育を目指していけば良いのではないかと思います。
東大に何人行ったかよりも、在学中にどんな教育を受けたかという方が何倍も大切です。
そういう学校になれば自ずから各界で活躍する人が出てきます。
批判されている記事が夕刊の1面に載りました。新聞の主張としては、6年一貫教育をうたって
入学させながら、途中で投げ出すのはおかしいと言うことでしょう。
九段中等教育学校は、他の都立の中高一貫校と同様に公立の復活をかけた学校たちです。
私立の一貫校と同様柔軟なカリキュラム作りが認められています。その割に入学試験による選抜は禁止。
そのため適性検査というテストで選抜をします。入学後は主に学力の向上です。ですから、その点を考えても入り口の適性検査が意味のないおかしなものとなっているわけです。
ただ、都民向けの表向きは全人間教育・・・
しかし授業は、かなりのスピードで中学の範囲をすっ飛ばし、高校の範囲に入る。
(こういうカリキュラムについてこれる生徒の選抜になっていない。適性検査は、
暗記でなくじっくり考えて正解を導くというような問題です。じっくり考える生徒をとって
中ではあまり考える時間を与えずどんどん進む。)
小石川中等教育学校の生徒保護者のブログなどを見ると、中学の範囲はほぼ適当に
(というか、塾のような学習スタイルで、問題演習が多いとか)進み早く高校範囲に
入り大学入試対策をしたいという感じのようです。数学科の私とすれば
中学時代の数学を教科書の暗記で問題演習ばかりやっても数学は出来るようにはなりません。
(入試の点数だけを考えればとれるかもしれませんが・・・)
せっかくの、中高一貫校で意欲の高い生徒が多いのですから、本質的な数学を
やった方が結局は数学が出来るようになります。
記事の最後にどこかの大学教授が6年間の一貫教育をうたっている学校が途中で生徒を
投げ出すのは教育放棄だというコメントを載せていましたが、この教授は何も知らないまま
コメントを求められ、答えたんだろうなと思います。もし、そうでないのであれば
九段のことを何も知らない教授が勝手なことを言っているという感じがします。
(まあ、教育評論家などにはよくある新聞社の意図に合わせた適当なコメントです。)
記事の中にもちょっと書かれていましたが、外に出た生徒は授業もちゃんと聞かない
宿題もやらず、補習にも出ないという。
そういう生徒は一貫校にいてもしょうがないと思います。
入学前の説明会から勉強は大変だと言うことは聞いていたと思います。
また、一貫校になって今までの九段高校のレベルかそれ以上を基準にするでしょうから
それについてこれないと思われる生徒には、早めに中堅あたりの都立高校に進学する
道をつけてあげる方が親切です。何も言わずに高校課程に進めて、そこで単位が取れず
留年だ退学だという方がよほど教育的ではないです。
(私立では途中での転校はよくあることですが・・・)
また、その生徒のためにカリキュラムを変えてゆっくりやるというのも、最初に示して
それを見て入学してきた他の生徒にとって嘘になりますから出来ないですね。
ただ言えることは現在の九段レベルの学校で、先取りをやり過ぎるとついて行けなくなるのは
当然の結果です。見直しをして、生徒の実情に合わせた進め方をした方が、最終的には
良いと思います。
都立の何倍ものお金を使っているというのであれば、土曜日に予備校教師を使って
授業をやるのも良いですが、部活動の道具の充実や図書館の整備、グランドの拡張など
生活環境を良くして、その上で学習環境を整える。補習の教室もそうですが、自習室を整え
(予備校のように)勉強をしたい生徒はそこでじっくり勉強できるようにするなど。教員は
多く配置しているようですが、質の高い教員をそろえないと意味がないです。
都立高校の異動の要項では、中高一貫校は、島や定時制と同じグループに入っています。
ですから、島や定時制に行きたくない先生が希望してくることが多いようです。
意識の高い教員は進学重点校のグループに異動していくようです。
こういうニュースが流れると(というより中にいれば聞こえてくるのでしょうが)
九段に行きたいと考える先生もへり結局は質の低下につながりかねません。
いっそうのこと、一般教員の2倍位の給料を提示して先生を集め、そういう先生方に
授業だけでなく、土曜日の講習等もやってもらえばいいのです。
質の高い先生ならば、予備校の先生と変わらないかまたは本質的な授業はそれ以上に出来る
でしょう。その上に、毎日授業で接していれば、1人1人の生徒がどこがつまずいているのか
把握できています。そのためどんな補習をすれば良いかが分かります。
九段の予算でも、OECD各国の平均程度の学校にも劣るのではないでしょうか。
日本の教育費にかける国の予算の割合は低いですから・・・
いずれにしても、お金をかけられるということは、色々なことが出来るということですから
(多くの学校はお金がなくってやりたいことが出来ないわけですから、)
教員の方もいろんな学校を視察するなど勉強して、日本の中高一貫校の見本となるような
教育を目指していけば良いのではないかと思います。
東大に何人行ったかよりも、在学中にどんな教育を受けたかという方が何倍も大切です。
そういう学校になれば自ずから各界で活躍する人が出てきます。
