「新型インフルエンザ流行へ」というニュースがありました。
6月頃でしょうか、日本にも新型インフルエンザの患者が出たというニュースが
おこり、外国からの帰国者が持ち込んだという事で、発表されましたが
そこで、同じ飛行機に乗っている他の人はもう帰ってしまったので、
この時点で日本へ蔓延するだろうと思われました。
その後、空港で検査が行われていましたが、それでもぼちぼち感染者が
現れました。学校でも毎日インフルエンザの人数調査が行われました。
「○○県で初めての・・・」といわれながら、そのうちにテレビで話題にならなくなりました。
こちらとしては、もうあちこちで感染者が現れたのでニュース性がなくなったのかと
思っていました。なぜならば吹奏楽コンクールに向けて練習しているあちこちの学校が
新型インフルエンザの発症で合宿が中止になったとか、本番の舞台に上がれない生徒がいるとか
聞いていたので、随分蔓延していると感じていました。
ただ、弱毒性という事でほとぼりが冷めるのを待っているのかと思いました。
ところが今日、先のニュースです。
病院でのインフルエンザの割合がある一定数になったので「流行」と発表したようです。
しかし、それまでに徐々に増えていったのですから、継続的に数値を出して
注意の呼びかけをするべきだったのです。
と言っても今更遅いのですが、今「流行」と言うだけでなく
小中学生に重症患者が何名か出ているのですから、インフルエンザが重症化したのか
それとも同じインフルエンザで,重症になる患者がいるのかをはっきりと明言するべきです。
基礎疾患がある人は重症になりやすいというのは聞きました。
基礎疾患がない人はどうなのか・・・早い警戒を出さないと子供達がバタバタ死んでからでは
遅いと思います。