Number特別号を読んだんですが、今年のMVPは?となると、かつてのバースや井川、ヤクルト村上といった「コイツのお陰で勝てた」っていう選手がいない今年の阪神は「再現性」がある、つまり強さを持続出来るとの事です。そんな中で、今年の大型連勝を振り返ってMVPを推察しました。

 5月の9連勝

青柳が初回に5点を取られて、連勝が6でストップし青柳は2軍落ち。次の試合、大竹が広島森下と投げ合い7回無失点、森下のサヨナラヒットでここから9連勝が始まります。途中、2日前にSNSで見下し発言で炎上したヤクルト田口相手に9回2死からノイジー得意の呪いの打球 ライトフライを照明に目が入ったとか で3塁打、そこからテルの逆転タイムリー。巨人戦では好投の横川を6回で替えて貰って7回に逆転、先発桐敷に勝ちがつきます。9連勝中、才木2勝村上2勝、大竹は1勝だが実質2勝、と桐敷1勝。他2試合は先発が打たれ、逆転でリリーフに勝ちがつきますが、先発は西勇とマサシなんです・・で、交流戦2戦目で西勇輝で負けて連勝が9でストップ・・。つまり去年の主力投手青柳と西が足を引っ張る中、ラッキーもありながら新戦力の活躍で9連勝、その前の6連勝を含めると15勝1敗(うち岩崎1勝8S)なんで、ここで作った貯金が後々余裕を生みます。

 8月の10連勝

秋山が打たれ中日に負けた後、初先発のビーズリーと救援陣が中日を抑え快勝し、ここから連勝開始。横浜には3番森下の活躍や島本桐敷ケラーらの中継ぎと鉄壁岩崎やサンデーマサシの頑張りで3タテ。続く巨人には、森下のHR等で打ち勝ち 馬場ちんが出て来て怪しくなりましたが2戦目は11回梅野木浪のタイムリーで延長戦を制します。3戦目は才木が抑え、9回代打原口の2ランでダメ押し、ケラー この後帰国 が抑えて逃切り3タテ。ヤクルトとは初戦村上が7回1失点、8回代打糸原の決勝2塁打から岩崎で逃げ切り、2戦目は青柳が5回3失点とフラフラ、桐敷以下の救援陣が抑え延長12回テルの犠牲フライでサヨナラ。この2戦とも1/3しか投げていない馬場ちんが勝ち投手に 3戦目はマサシが要所を抑え、自慢の救援陣で逃げ切って、3タテで10連勝。殆ど苦しい試合の中、村上マサシの安定感と加治屋馬場ちん以外の救援陣の桐敷岩貞ケラー島本岩崎の無失点の活躍と勝ち試合を全て逃げ切った岩崎(連勝中7S)の存在が大きかったですね。

 9月の11連勝

甲子園で横浜に嫌な感じで連敗し、迎えた神宮でのヤクルト戦。村上が7回無失点と好投し森下の2HR等で先勝、2戦目は青柳はフラフラながらもテルのHRで逃げ切り、3戦目はノイジー呪いの打球とマサシが抑え森下テルのアベックHRで快勝。ここらへんで大山岩貞がおかしくなってます・・中日にはノイジー3つ目の呪い打球復活した西勇輝の好投、才木がスミ1で逃げ切り連勝。記憶に新しい広島戦は村上大竹マサシの10勝トリオで3タテ、巨人には西完封と青柳、才木で3タテで優勝。打つ方は森下とテル、投手は村上マサシ才木に西勇輝が復活して11連勝(岩崎6S)でした。

 今年のMVP

こうやって書いてみると、森下の加入は大きかったのと村上と岩崎の安定感が連勝の肝だったかな?なのでMVPはこの2人から選ばれるのでは?と個人的に思ってます。さて誰が取るのでしょうか?

ただシーズン終盤の岩崎が少し心配です。短期決戦で抑えが打たれるとキツイというか取り返しがつかないので、しっかり調整してきて欲しいですね。

思い出話にお付き合い頂き、ありがとうございました。

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