達成? | P&Aの活動日記

P&Aの活動日記

株式会社プレイス&アビリティの社員による活動日記です。
「営業」「社内での出来事やイベント」「人材採用に関する情報」など
様々なジャンルの情報を発信していきます。

本日の社内の雰囲気は




すさまじいものがあった。




営業最終日はこうでありたい。






どうも、虎ノ門奮闘記です。






営業代行事業部は今日が営業の締め日。






朝会を行うと、各メンバーの目には




「絶対、達成してやる」




という闘志がみなぎっているのが伝わってきた。






「いける」




それが朝の感触だ。






営業の一人はすぐに会社を飛び出す。


(こちらの締め日は月末)




テレアポの方はいきなり受話器を握る。






そして、




午前中にメンバーがアポイントを取得。




歓声と拍手が沸き起こる。






しかし、午後の判断を間違えてしまった。




諸要因があり、




新規の案件をやり始めたことに問題があった。






やり始めたばかりだと、




トークのブラッシュアップが図れていないため




テレアポ先にメリットを訴えられず、




アポイント取得の可能性もきわめて低い。






静まりかえってきた社内。






夕方、メンバーを外に連れ出した。




外の空気をいれ、気持ちを切り替えるためだ。






社内に戻り、全力で挑んだ。




しかし、取れない。






7月のストック分は生まれる。




しかし、やれどもやれども、




6月分の取得には結びつかない。






そして、時計が18時を回り、終了の声。






結果は「未達成」






その時、



メンバーの一人が言った。




「土日に会社を開けてください」






別のものも言った。




「家からテレアポをさせてください」






嬉しかった。






しかし、私の判断は「否」








いつだったか、




前職時に私のチームだけ未達成ということがあった。






4つの営業の課があり、1ヶ月各課6社受注するという目標。




なんと、最終日前日までの申込書の数、0枚。




最終日、メンバーとともに、駈けずり回った。




他の課が達成したという情報が次々に入る。




私のチームだけが、まだ達成できていなかった。




踏ん張りぬいて、集まった申込書5枚。




時間は23時。




これ以上、当日の申込書は無理だった。




社内への帰りのタクシーで




当時の役員から電話が入った。






「隠してある申込書が1枚あるんだけど。いる?」






喉から手が出るほどほしかった。






「ありがとうございます。




本当にありがとうございます。




達成できなくてすみません、




本当にすみません」






私は悔しさのあまり、泣いていた。






「でも、それをもらってしまったら、




私とメンバーの成長に繋がらないです。




悔しく、そして、恥ですが、




負けたことを素直に受け止めます。」






「わかった」






役員は何も言わず、私のワガママを受け入れてくれた。








社内に戻ると、達成会は既に終了していた。




時間は24時くらいだったか、、メンバー達が待っていてくれた。




そして、翌月。






4つの課の中で最高金額を達成。




もちろん、前月の未達成が




この成果をもたらしたのはいうまでもない。








今日、この社内でこの話しをした。




メンバー達の目が潤んでいた。




悔しさが目にこもっていた。






そして、早速、来月の目標を真剣に考えるものもいた。






これこそが、私とメンバー達にとって、




仕事と人生における、大きな糧になると確信している。