(セ・リーグ、巨人0-3阪神、25回戦、阪神13勝9敗3分、14日、東京ドーム)

阪神は0-0で迎えた九回2死一、二塁から、板山祐太郎外野手(27)、木浪聖也内野手(27)の連続二塁打で、3点を奪って、競り勝った。今季の巨人戦を13勝9敗2分とした矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。

-板山が見事に決めたが代打も頭に。

「そりゃ考えるでしょう」

-送り出してあの一打。

「まあその…今年もね、なかなか長く1軍でという感じではなかったし。2軍を引っ張る姿勢でやってくれているのは話にも聞いているし。俺が2軍監督の時にも、やることをしっかりやってくれている選手なんで。いろいろ考えるけど。あそこは板山でいいんじゃないかな、というか、板山にそういう打席があっていいんじゃないかなっていう。アイツの気持ちみたいなものが任せたいなって思ったところかな」

-監督も期待していた。

「俺自身うれしいよ。あいつ1年目、俺2軍監督で1年間ずっと4番で使ってね。春のキャンプのときは全然そんな感じじゃなかったけどね。そこからすごいガラッと変わって。こいつで4番いいんじゃないんかなと思ってね。そういうふうに思わせてくれたこともあったしね。チームにとっても大事な1勝なんやけど、俺も2軍監督やらせてもらえたということでいうと、誰でもね。オーバーに言ったら板山もこの日のために1年間振ってきたわけやし」

-中野、近本が見事なお膳立て。

「そうやね、マルちゃんがちゃんと…ちゃんとっていうか、かえしてくれたら良かったんだけど。チャンスメークでは、できているんでね。マルちゃんがかえすのか、ケントがかえすのかっていうところが出てくるといいけど」

-先発高橋は力投(7回1安打無失点)。

「コントロールも結構良かったし、球の力があるというのはもちろんやけど、そこにセイシロウも絡んでるんで。バッテリーで意思疎通をやれた結果かなと思うし。ハルトの力からしたら、これくらいやってくれると。能力は認めているんで、ビックリもしない」

-中5日が続いたが次は様子見ながら。

「まあ、まあ(うなずく)」

-西勇が抹消。

「大丈夫、大丈夫、大丈夫だと思う」

-村上は中継ぎ待機。

「もちろん」