◆JERAセ・リーグ◆巨人1-2阪神(12日・東京ドーム)


主砲・大山悠輔内野手が試合前の練習中に背中の張りを訴え、大事を取ってベンチ入りメンバーから外れた。


試合後、矢野監督は大山について「多分明日も厳しいとは思ってる。死球の影響でちょっと無理させられないような状態なので」。出場選手登録の抹消に関しては「それはないけど」と否定したが、4番不在は大きな不安要素だ。


10月に入り、9試合で打率3割7分1厘、4本塁打、8打点と調子を上げていた大山だが、7日のDeNA戦では6回にロメロの150キロツーシームが背中から左脇腹付近を直撃。あまりの衝撃にその場でしばらくうずくまり、動けない場面があった。


チームは14年ぶりの巨人戦勝ち越しを決め、首位。ヤクルトに2ゲーム差に迫ったが、打線は低調なまま。「誰か一人でやっていけるっていうチームじゃない。(大山の代わりに)出たところでみんながどうやってやってくれるか」と指揮官は願った。