阪神は1位指名で小園健太投手(18)を抽せんで外したが森木大智投手(18)を単独指名した。矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。
-去年と違いまずは厳しい抽選となった。
「やっぱりドキドキしますしね、もう先に引かれてしまった状態だったので。横浜(DeNA)さんの方が縁があったということだと思います」
-改めて、交渉権を獲得した森木の印象は。
「まず球が速いのは大きな特長だと思いますし、チームを代表するような能力を持っていると思うので。本当に一回目の入札で入るだろうと予想をしていたんで。まさか残っていると思っていなかったのでね、びっくりしています」
-将来的にはどう成長してほしい。
「そうですね、勝たせるということはね、もちろんですけど。やっぱり森木みたいなピッチャーになりたいなぁと子供たちがあこがれるような、見ていてワクワクするようなピッチャーになってくれたらうれしいです」
-今メッセージを送るなら。
「いやホントに、タイガースに縁があったという、僕たちも高知にキャンプに行っていたりして縁がありますし、この縁を大事にしてね、本当にお互い力を合わせて頑張っていきたいなと思います」
-今年のドラフトは昨年までと比べて戦略などの難しさがあったか。
「まあ毎年難しいんでね。これは今年特にっていうことは分からないんですけど。球団のポイントはどこもあるんでね。それも読めないところもあるんでね。他の球団というよりは自分たちが、どういう選手を必要としているのかとか、どういうチームを作りたいのかというところで選択していくので。あまり周りというよりは、タイガースがどういうチームを作っていくのかというところですね」
-ドラフト会議は上々のスタート。
「そうですね、本当に残っていると思っていなかったので。そういうところではラッキーだなと思っていますし、いい滑り出しだなと思っています」