4回からプロ入り初めて救援登板した伊藤将が、3回1安打無失点と好リリーフを見せた。


先発の西勇が1回2/3で緊急降板も、2番手・馬場が3回まで無失点投球。その後を受けたルーキー左腕は4回を3者凡退に抑えると、5回は先頭の投手・菅野に中前打を浴びながらも松原を空振り三振、坂本を中飛に打ち取り、最後は丸を3球で見逃し三振に。6回も岡本和、中田を打ち取り、大城に四球を与えながらウィーラーを遊飛に仕留めた。


今季開幕からここまで、ほぼ先発ローテーションを守り続け、この試合登板前まで8勝7敗、防御率2・67。前日12日の巨人戦からブルペン待機となった理由について矢野監督は「この3試合は(ブルペンに)入れながら、目の前の試合を勝つしかないんでね。そこを全力、全力全員でというところで(伊藤)将司にも入ってもらった」と12日の試合後に明かしていた。ルーキー左腕が、シーズン最終盤での初救援にも応えてみせた。