阪神は接戦を制し、07年以来14年ぶりの巨人戦勝ち越しを決めた。首位・ヤクルトが敗れたため、ゲーム差は2に縮まった。


2回2死満塁で近本が右翼への2点適時打を放って先制。先発の青柳が7回6安打1失点の力投でリードを守ったまま救援陣につないだ。


8回に2番手・岩崎が2死満塁のピンチを背負うと、ベンチは守護神・スアレスを9日ヤクルト戦に続き、今季2度目の8回途中から起用。スアレスは一打逆転の場面でウィーラーを遊ゴロに打ち取って切り抜け、そのまま9回も無失点で締めて40セーブ目を挙げた。青柳は広島・九里と並んでリーグトップタイの12勝目。