◆JERAセ・リーグ◆ヤクルト-阪神(10日・神宮球場)

糸井嘉男外野手が因縁の対決で再びヤクルト・田口に抑え込まれた。

同点で迎えた6回1死一、二塁のチャンスで糸井が代打で登場。ここでヤクルトは田口をリリーフに送り込んだ。阪神にとっては絶好の勝ち越しのチャンスだったが、1ボール2ストライクから外角スライダーにタイミングが合わず、空振り三振に倒れた。

8日の同カードでは阪神が3点を追う7回2死満塁で糸井が登場し、同じように田口がマウンドに立った。糸井が空振り三振に倒れると、田口がど派手なガッツポーズを繰り返し、糸井がにらみつける場面があった。田口はその夜、自身のSNSで「マウンドでの振る舞いや、態度には相手選手のリスペクトが懸けていたと思いました」と謝罪していた。

田口は糸井を抑えた場面では冷静に振る舞っていた。だが、2死満塁となり、島田を空振り三振に抑えると、雄たけびを上げながら再び左拳を握るガッツポーズを繰り出していた。