(セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、22回戦、阪神12勝7敗3分、9日、神宮)


阪神は1点リードの九回、イニングまたぎとなるロベルト・スアレス投手(30)が1死満塁のピンチを招いたが山田、村上を抑えて逃げ切った。途中出場の島田海吏外野手(25)の二塁打で挙げた勝ち越し点を七回から岩崎優投手(30)とスアレスの2人でしのぎ、3年連続のヤクルト戦勝ち越しを決めた。通算200勝となった矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。


-最後しびれる場面でスアレスが。


「いやいや、ずっとしびれてるよ」


-走者を出しながらも抑えた。


「もう任せるしかないんで。信頼関係でね。今までやってくれているんで。全て受け入れるという気持ちで送り出しているんで」


-岩崎もまたいで。


「だからスクランブルで、あの3回でどういくかというのを考えていたんでね。優もぴしゃっといってくれたんで、いい流れでバトンを渡してくれたかなと思います」


-(八回一死の)中村からスアレスだったのは。


「どこで代えるかねえ。2イニングとなれば球数的にどうかということもあるし、難しかったんやけど、1人取れたところでスアちゃんにスイッチしようかなと決めていたんで」


-秋山が粘った(5回1失点)。


「結果的になあ。ピンチ、ピンチ、ピンチやったし、球数も使ったけど、粘ってくれたおかげで5回までいってくれたし、あれがなかったら序盤でやられていた可能性も高かったんで」


-坂本が引き出した部分も。


「誠志郎も攻走守、打つこともアピールしたいやろうけど、1番は守りでどうアピールするかということに意識は向いていると思うし。こっちとしてもそういうところで頑張ってくれと送り出しているんで、投手に意識高く、守っている時もジェスチャーの声も含めて意識をしっかり持ってやってくれたおかげかな」


-七回はロハスが出て、島田が良い仕事。


「はねてラッキーな部分はあったけど。本当にあいつも打撃の内容自体も、最後の田口にしたってしっかり付いていけてるし、もっと貪欲になってもらいたいし、ああいうところでまた、1本のヒットが自信になってね、どんどん成長していく可能性の持ってる選手なので、ああいう選手がいてくれるのは、足でも勝負できるし、打つ方でもね、勝負していけるような形になりつつあるんでね」


-大山が先制タイムリー。


「ここにきて悠輔もいいヒットが多くなってきてるし、打点を挙げてもらうバッターなので、もうちょっと不安定なところでもう1点ほしかったけれど、まあ、そこでまず悠輔がいってくれたのは大きいし、残り試合少ないけど、やっぱりそこにまわってくるんで悠輔に、打って勝たせたという打点を挙げてもらえたらと思います」