(セ・リーグ、ヤクルト4-1阪神、21回戦、阪神11勝7敗3分、8日、神宮)


自力優勝の可能性が消滅し、ヤクルトにマジック「11」が点灯した。先発の高橋遥人投手(25)が5回4失点で降板。得点は大山悠輔内野手(26)の21号本塁打の1点のみで、七回2死満塁では代打・糸井嘉男外野手(40)が三振に倒れた。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。


-高橋は前回、前々回に比べると状態は良くなかった。


「中5日っていうのもあるしね、こっちも勝負いってるんで、前半、奥川もいいだろうっていうのできてるんで、前半ちょっと粘ってくれたらなっていうのはもちろんあるけど、ハルトも勝負いった結果なのでね、それはしっかり受け止めてやるしかないかな」


-交代は次の登板を見越してか。


「そんなん考えてへんよ、そんなん考えてへん」


-球数も少なかった(58球)。


「点差も考えて、今日の試合の大事さ分かってたら、そんなん関係ない」


-打線は何とか攻略しようという姿はみせた。


「そういうのはうちとして大事にしてるし。でも結果はプロとして求められる。だから良かったということではやっぱり、できない。俺らも成長していかなあかんし。そういう気持ちを持ちながら、どう結果につなげていくか。プロセスは俺、すごく大事にしているんだけど、そこまで求められる」


-自力Vの可能性が消えた。


「いつも言うけど、終わったことは変えられない。明日以降、自分たちが変えられるところにチャレンジしていく。どういう状況になっても俺たちの野球っていつも言うけど、その姿を見せていくのが、さっきの打者の攻めていくのと同じで、そこがあってこその俺たちの野球なんで。そういうところを大事にしながら、なんとか変えられる明日以降を全員で変えにいく努力をしていきます」