サンスポのカメラマンが撮った生写真の販売コーナーも広くなっていました。


営業を続けながら7年にわたって建て替え工事を行ってきた「阪神百貨店梅田本店」がきょう8日、リニューアルオープンします。おなじみの8階の阪神タイガースショップも装いを一新。柱巻は甲子園球場の外壁を模したレンガ調に、壁の色は球場のゲートを思わせるグリーンになっています。


そのタイガースショップの一角に掲出させていただいているのが、サンスポの「虎フォト生」コーナーです。「リニューアルを前に報道陣に公開されたとき(6日)に、永田(直也)カメラマンが取材してきました」。写真報道局のデスク山田喜貴がPRしてきたのが下の写真です。


サンスポのカメラマンが撮影した迫力満点のプレー写真や練習中の表情など、さまざまなカットをはがきサイズ(148ミリ×100ミリ)にプリントしたものを販売していただいているコーナーで、一人の選手につき4枚セットで660円(税込み)。シーズンを追いながら選手が活躍するごとに写真を更新していて、今回のリニューアル時点では約50種類になっています。


「僕が昔、タイガースショップにグッズの取材にいっていたころは、新井良太さんが一番人気でした。独身の選手がやっぱりよく売れます。今だと大山、佐藤輝、中野、伊藤将、及川が人気になるんでしょうね」


トラ番キャップ長友孝輔です。ただ、百貨店のリニューアルオープン後に大山と一番人気を争うであろう佐藤輝は、この日スタメンを外れました。


「試合前の打撃練習の順番が最後だったので、もしかしたらとは思っていました。その打撃練習までの時間に、きょうは三塁の守備位置でノックを受けています。ときどきやっているんですが、今回の横浜遠征では初めてです。相変わらず三塁守備、うまいですよ。動きに華があります。楽しそうにやっています」


打者担当のトラ番・原田遼太郎は、気分転換になることを願いつつ、久々に見る佐藤輝の三塁守備が新鮮でもあり、寂しそうでもありました。


大山が2年連続の20号に到達しました。三回、マルテの左翼線適時二塁打で先制したあと、左翼席へ打った瞬間に本塁打とわかる鮮やかな一発。これで20発カルテット誕生です。さあ、山田デスクが忙しくなります。本日の紙面はもちろん、リニューアルされたばかりの「虎フォト生」も、大山は、区切りの20号を追加し、更新していかなければなりません。


しかし、試合は暗転しました。3-2の八回に及川が…。8日からのヤクルト3連戦を前に、岩崎を温存したことが結果的には裏目に出ました。


「ヤクルトが負けませんからねえ。でも、こっち(阪神)の試合がないときに3試合多く戦うヤクルトがその3試合を全部勝ったりは、普通はしないでしょうから」


長友はそう話していましたが、この負けは痛い。逆に、八回までノーヒットでそのまま引き分けかと思われたヤクルトは、九回に出た2安打でサヨナラ勝ち。今年は、首位とマイナス0・5ゲーム差で2位になったり、普通じゃないことが起き過ぎる。ダメだぞ、このまま「虎フォト生」の枚数が増えなくなるのは。今後もどんどん更新できるように、神宮で意地を見せてくれ。