「DeNA4-3阪神」(7日、横浜スタジアム)


阪神が痛恨の逆転負け。連勝も5でストップした。


1点リードの八回1死二塁。3番手の及川がソトに直球を仕留められ、バックスクリーンへ逆転2ランをたたき込まれた。


打線は三回、マルテが先制二塁打を放つと、直後に4番・大山がロメロのカットボールをとらえ、左翼席へ20号2ランを放った。中5日での登板となっ先発の伊藤将は、5回4安打2失点と好投を見せたが、9勝目を挙げることができなかった。


八回のピンチで自らマウンドに向かい、及川に声をかけた矢野監督は「思い切って行けと。ここまでアイツが成長してきたのも1年見てきたし。ここで投げさせていいっていうふうに思って俺はお前を使っているから(と)。結果打たれちゃったけど、思い切って勝負に行けというところの結果なんで」と左腕をかばい、「この悔しさを今後につなげていってくれたらと思ってます」と話した。


8日からは2ゲーム差に広がった首位・ヤクルトと直接対決3連戦。指揮官は「1個の勝ちが大きいし、1個の負けも大きい。今までやってきた野球を思いっきりぶつけるっていうことしかない。なんとか直接対決でしか上に行くチャンスが現状少なくなってきているので、しっかり取れるようにやっていきます」と語った。