<DeNA4-3阪神>◇7日◇横浜スタジアム


阪神がDeNAに逆転負けを喫した。1点リードの8回に登板した及川雅貴投手(20)が6番ソトに逆転の2ランを浴びた。その直前には矢野燿大監督(52)がマウンドに足を運びゲキを飛ばしていた。連勝は「5」でストップ。8日にも自力Vの可能性が消滅する。矢野監督の一問一答は以下の通り。


-マウンドに行ったところは及川にどんな言葉を。


「思い切って行けと。ここまでアイツが成長してきたのも1年見てきたし。ここで投げさせていいっていうふうに思って俺はお前を使っているからと。結果打たれちゃったけどね。俺の中では思い切って勝負に行けというところの結果なんで。それは俺も踏まえているし。もちろんプロである以上ね、やられるときもあるし。でも、抑えることが多くなるようなピッチャーになっていってもらいたいので。だから今日のこの悔しさを、明日からと今後につなげていってくれたらと思ってます」


-あそこの場面は岩崎が連投が続いたというのもあったか。


「もちろん」


-先発の伊藤将はゲームはつくった。


「そうやね、ちょっとエラーがもったいないなというね。アウト1個だけでも取っておいてくれたら、とどうしても思ってしまうけど。まあ、そこまではもちろん責任というか、しっかり投げてくれていた。だからこそそういう投げる以外のね。その他は投ゴロとかをよく捕っていたけど。ああいうところは試合ならではの動きになるけどね」


-アルカンタラは2回抑えた。


「ちょっと中継ぎがみんないっぱいということで。でもしっかりした投球をしてくれた。これからもアルカンタラにも頑張ってもらわないとあかん場面が出てくると思うんで」


-4番大山も調子を上げてきた。


「もっともっと上げていってもらいたいけどね。でも、あそこの場面も2死からああいう得点で3点というのは、こっちとしても大きかったし、悠輔もこれで20本。まあ、去年あれだけ打っただけに本人の中で納得いかないけど、でもチームの勝ちのためにも1本でもどんどん積み上げていってくれたらなと思います」


-全部が大事だとは思うが、あすからヤクルトとの直接対決に。


「いやもう、もちろん1個の勝ちが大きいし、1個の負けも大きい。それはもう俺も選手も重々分かっていることやけど。特別な、明日だけ特別っていうことは何もできないかもしれないけど。俺らが今までやってきた野球を思いっ切りぶつけるっていうことしかできないんでね。みんなの思いは、本当に必死な思いっていうのは俺もベンチでも重々分かっているので、なんとか、直接対決でしか、上に行くね、チャンスって言うのは現状少なくなってきているのでね。明日、まずねしっかり取れるようにやっていきます」


-大山の死球は。


「うん、大丈夫」