●DeNA2-5阪神○
<23回戦・横浜>

首位・ヤクルトを1ゲーム差で追いかける2位・阪神は、序盤に奪ったリードを守りきり、前カードから続く連勝を「4」に伸ばした。

打線は初回から相手先発・坂本裕哉を攻略した。近本光司と中野拓夢の1・2番コンビの連打で鮮やかに先制点を上げると、4番・大山悠輔と不振に喘いでいた7番・佐藤輝明にも適時打が飛び出すなど打者8人の攻撃で一挙4得点。3回にも大山に19号ソロが飛び出し加点した。

この日の佐藤輝は第2打席以降は快音なく3打数1安打1四球の成績だったが、第1打席に放ったタイムリーが8月21日・中日戦の第4打席以来、自身60打席ぶりの安打となり、2016~2018年の岡田幸文(ロ)に並んでいた野手ワーストの連続無安打記録を「59打席」でストップ。ついに不名誉記録に終止符を打った。

投げては先発の青柳晃洋が6回(92球)を投げて6安打1四球2失点でゲームメイク。5点リードの5回に2点を失ったものの、6回は得点圏に走者を背負いながらも無失点ピッチング。8月24日・DeNA戦以来6試合ぶりの白星で、髙橋優貴(巨)と並ぶリーグトップタイの11勝目を手にした。