阪神は5日、荒木郁也内野手(33)、伊藤和雄投手(31)、石井将希投手(26)、鈴木翔太投手(26)、藤谷洸介内野手(25)に来季契約を結ばないことを伝えたと発表した。


『佑ちゃん世代』の荒木は日大三高、明大を経て2010年ドラフト5位で阪神入団。内外野を守れるユーティリティープレーヤーとして活躍し、17年には自己最多の49試合に出場した。通算成績は186試合に出場し、打率・182、0本塁打、2打点。今季1軍出場はなかったが、ウエスタンで打率・309を記録。トライアウトを受けるか、現役を引退するか熟考する。


伊藤和は坂戸西高、東京国際大を経て11年ドラフト4位で阪神入団。13年オフに育成契約となったが、14年4月に支配下復帰。昨季はプロ初勝利をマークするなど自己最多15試合に登板した。通算成績は50試合に登板し、1勝3敗、1ホールド、防御率4・71。今季は1軍登板がなく、ウエスタンでは29試合で1勝1敗、2セーブ、防御率2・54の成績を残している。


鈴木は13年ドラフト1位で中日入り。昨オフ、中日を戦力外となり、阪神に育成選手で加入していた。