<阪神1-0中日>◇3日◇甲子園


ジョー・ガンケル投手(29)が7回途中4安打無失点の好投で9勝目を挙げた。ジェフリー・マルテ内野手(30)が3回に3戦連続となる先制の22号ソロを放ち、これが決勝点。守護神ロベルト・スアレス投手(30)は最終回を無失点で締め、リーグ最多のセーブ数を36に伸ばした。


チームは2戦連続の完封勝ちで中日に3連勝。お立ち台には助っ人勢登場。最後はマルテお決まりの弓を引く「ラパンパラ」ポーズを3人で披露した。


ヒーローインタビューは以下の通り。


-ガンケル投手、今日の投球は。


ガンケル「ゴロを打たせて、守備にとらせる、これが自分のピッチングだと思うので、できて良かったです。これからも自分のピッチングをしていきたいと思います」


-9勝目はロースコアでの勝利。どんな1勝か。


ガンケル「この試合しっかり勝たなければいけない試合だったので、この勝利というのは大きかったかなと思います。1試合1試合頑張って、準備して、頑張っていきたいと思います」


-3回にマルテが大きな1発。


ガンケル「マルテすごい今いい調子で打ってるんで、本当にマルテ選手、ハンパナイッテ」


-マルテはどんな存在か。


ガンケル「球場の外に打てるパワーがあって、ラインアップにいるだけで、相手ピッチャーが怖がるような存在なので、ラインアップに彼がいることで他の打者も生きますし、いい攻撃につながってるんだと思います」


-最後を締めたスアレスはどんな存在。


ガンケル「中継ぎ陣、いいピッチャーがそろっていて、すごくラクに投げることができています。特にスアレス選手が後ろにいることで、思い切って投げることが出来るので、本当にスアレス投手がこの2年間、いいピッチングしてくれて助かってます」


-次はスアレス投手。ガンケルはどんな存在。


スアレス「人格としてもすごくいい人ですし、そう言う意味ではすごく、野球でも競争心の強い、すごいいいピッチャーなので、こういう仲間、同僚を持てて、私も誇らしく思っています」


-今季36セーブ目。


スアレス「チームがしっかりとこういうセーブの機会をつくってくれるので、私自身も自信を持ってこの場に立ててますし、それを生かすことが出来てとても満足しています」


-まずはおふたり、日本語も合わせてファンにメッセージを。


ガンケル「タイガースファンズ、サイコウデス。イツモアリガトウ」


スアレス「ミナサン、オウエン、ヨロシクオネガイシマス」


-続いてマルテ選手。3試合連続のホームランで3試合連続のお立ち台。


マルテ「うれしいですね。自分のホームランもそうですけれども、ピッチャー陣が頑張ってくれたおかげなので、そこに勝ちもセーブもつけることができて、本当に満足しています」


-ホームランの感触は。


マルテ「しっかりといい当たり打てましたけれども、こうして皆さんの前でいい勝負ができたことのほうが、より私的には喜びが大きいので、本当に良かったです」


-今日もあのパフォーマンスで締めて下さい。


マルテ「皆さん、今日も1、2、3のタイミングで一緒にラパンパラお願いできますでしょうか?3、2、1…ラパンパラー!」